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9784480072368
路地裏で考える 世界の饒舌さに抵抗する拠点
著者/平川克美 出版社/筑摩書房 サイズ/224ページ 17.5*10.5cm 発行(年月)/2019年7月
販売価格 ¥ 858(本体 ¥780)
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いまだけ、ここだけ、とは違う生き方
様々なところで限界を迎えている日本。人々はみな「いまだけ」「ここだけ」「お金だけ」という世界を生きるようになっている。そこで効率よく生産し、可処分所得を稼ぐことこそが「よいこと」とされ、それらができないものは弱者として切り捨てられていく。しかし、そういったシステムでは誰もが幸せになることはできない。 本書では生活者の視点からそれらのシステムを捉え返し、いかにして乗り越えることが可能なのかを様々な事例から明らかにしていく。これまでシステムに背を向け、半径三百メートルで生きていくことを決めた市井の思想家がこれからの生き方を提示する。 「大人が大人の顔付を失ったのは、 平均寿命が大幅に伸びたということもあるだろうが、 やはり消費者万能の時代の中で、 大人の価値観が失われていったということが おおきかったのではなかろうか。...(中略) 貫禄とか風格というものは、 金銭だけが価値基準である『消費者』の前では、 ほとんど意味を持たない」 <目次より> 第1章 路地裏の思想 第2章 映画の中の路地裏 第3章 旅の途中で
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