絵本

音と絵を、からだ全体で愉しんで

「もこ」　「もこもこ」　不思議な絵がふくれあがったり、動いたり。使われることばも、不思議だらけ。「もこ」「ぽろり」「しーん」擬音だけ。それなのに、小さなひとは、この不思議な絵本の世界にみるみる魅了されていくのです。これぞ不思議の極み!　
はじめて読むと、「?」となるかもしれません。読んであげる大人の方は、一瞬ためらうかもしれません。でも、どうぞ声に出して、何度も読んでみてください。絵と音が一体となって、世界がどんどん動き出します。子どもたちは一緒に声を出して、愉しみはじめます。不思議な絵が大きくなるにつれ、笑い声も大きくなります。
読み方にルールなどありません。いろんな声、いろんなリズムで、読んでみて。大人が忘れかけていた原初の感性を、不思議な絵本と小さなあかちゃんが、取り戻してくれます。(0歳～)