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9784309417134
女の子は本当にピンクが好きなのか
著者/堀越英美 出版社/河出書房新社 サイズ/264ページ 15*10.5cm 発行(年月)/2019年10月
販売価格 ¥ 968(本体 ¥880)
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生まれつき? それとも社会がつくりだしたもの?
どうしてピンクを好きになる女の子が多いのか? 一方で「女の子=ピンク」に居心地の悪さを感じるのはなぜ? ピンクが「女らしさ」「男らしさ」にもたらした功罪を、子ども服から映画まで、国内外の女児文化を徹底的に洗いだし、ピンクへの思いこみをときほぐす。 <目次より> 第一章 ピンクと女子の歴史 ピンク=女子はフランス発/きらびやかな男性たち/子供服における男女の区別/黒を追放してピンクを手にせよ/五〇年代アメリカとピンク/厭戦カラーとしてのピンク/ウーマンリブの登場/日本におけるピンク 第二章 ピンクへの反抗 女子向けSTEM玩具の登場/ピンクに反逆する女児たち/〈ピンクスティンクス〉/ 政治問題としてのピンク・グローバリゼーション/ジェンダーと玩具/ファッションドールが女の子に教えること 第三章 リケジョ化するファッションドール バービー売上不振の理由/〈プロジェクトMc²〉とギークシック/イギリス生まれのSTEMドール〈ロッティー〉/セクシーすぎない女子アクションフィギュア/多様化するドール界/男の子だってバービーで遊びたい!/技術があれば女の子も戦える 第四章 ピンクカラーの罠 日本女性の社会進出が遅れる理由 “女らしい職業”と現実とのギャップ/ピンクカラーの罠/なぜ女の子はピンクカラーに向かうのか/改善されない日本/ピンクは母性と献身の色/「プリンセス」はキャリアではない/「かぐや姫」を守るためにできること 第五章 イケピンクとダサピンク、あるいは「ウチ」と「私」 ピンクへの拒否感/ダサピンク現象/主体としての一人称「ウチ」/性的客体化が女子に与える害/主体としてのイケピンク 第六章 ピンク・フォー・ボーイズ ピンクを好きな男子たち/「カワイイ」と男子/男の子への抑圧/「妖怪ウォッチ」と「アナ雪」が切り開く時代/新しいディズニープリンセス ●文庫版特典 女の子と男の子のジェンダーをめぐる話をもう少し 女の子が文学部に入るべきでない5つの理由 世界を変える女の子の本、人と違うことを恐れない男の子の本
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