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書籍

ワイルドサイドをほっつき歩け

9784480815507

ワイルドサイドをほっつき歩け

著者/ブレイディみかこ
出版社/筑摩書房
サイズ/256ページ
発行(年月)/2020年6月

販売価格 ¥ 1,485(本体 ¥1,350)

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ハマータウンのおっさんたち

中高年たちの恋と離婚、失業と抵抗。絶望している暇はない。EU離脱の是非を問う投票で離脱票を入れたばっかりに、残留派の妻と息子に叱られ、喧嘩が絶えないので仲直りしようと漢字で「平和」とタトゥーを入れたつもりが、「中和」と彫られていたおっさんの話…。本を読むことを生きがいにしていたのに、緊縮財政で図書館が子ども遊戯室の一角に縮小され、それでも諦めずに幼児たちに囲まれながら本を読むうち、いつしか母子たちに信頼されていくこわもてのおっさんの話…。

「みんなみんな生きているんだ、友だちなんだ」 競争激化社会、緊縮財政など日常をゆるがす大問題を前に、果敢に右往左往するおっさん(おばさん)たちの人生を、音楽にのせて描く。中高年への祝福に満ちた21篇のエッセイ。

「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で青竹のようにフレッシュな少年たちについて書きながら、そのまったく同じ時期に、人生の苦汁をたっぷり吸い過ぎてメンマのようになったおっさんたちについて書く作業は、複眼的に英国について考える機会になった。二冊の本は同じコインの両面である。」(「あとがき」より)


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<関連書籍>
『女たちのテロル』
『子どもたちの階級闘争』 

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