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書籍

アトリエ インカーブ物語

9784309417585

アトリエ インカーブ物語

著者/今中博之
出版社/河出書房新社
サイズ/296ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2020年7月

販売価格 ¥ 990(本体 ¥900)

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「たくさんの人に出会い、学びの機会をえた。そして、捨てられ、捨ててきた。残ったのは、デザインと社会福祉と仏教だった」(本文より)

知的に障がいのあるアーティストが集う場所「アトリエ インカーブ」。世界的評価の高いアーティストを輩出した工房は何の為に、いかにして誕生したのか? 二十年の軌跡と革命の物語。


<目次より>
文庫版のための「はじめに」
単行本版「はじめに」
第一章「一〇〇万人に一人」の、私は何者か
    原風景/流れ転じる
第二章「デザイン」とは何か
    喜ぶ姿を見せてはいけない/「オリジナリティ」は必要か
第三章「アカデミズム」の呪縛が解ける
    二律背反がとけあう/大建築家と郵便配達員とアール・ブリュット/アートとデザインは乖離すべし
第四章 なぜ、アトリエ インカーブは生まれたか
    描くことが無性に好きな人たち/環境を整えるのみ
第五章 バイアスを解く
    精神科医・式場隆三郎/誤解された対話/どこの馬の骨/ニューヨークへ
第六章 現代美術の超新星たち
    日本へ帰ろう/美術館でアトリエ インカーブ展を行う/復讐を受け止める
第七章 アトリエ インカーブの展開 
    流れて価値がでる/パーマネント・コレクション/金平糖の先っぽ
第八章「インカーブのようなところ」をつくる
    情に報いる/これからの教育/「公」が守り「民」が育てる
第九章 社会性のある企て
    観点変更とデザイン/普通なしあわせ
単行本版「あとがき」
文庫版のための「補論」
文庫版のための「あとがき」
解説 静かでおだやかなこの物語を紡いでゆく 神谷梢

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