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絵本

やとのいえ

9784034379004

やとのいえ

作/八尾慶次
出版社/偕成社
サイズ/40ページ 22*31cm
発行(年月)/2020年7月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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ずっと 見つめてきた

「やと」とは「谷戸」とも書き、なだらかな丘陵地に、浅い谷が奥深くまで入り込んでいるような地形のこと。本書は、東京郊外・多摩丘陵の谷戸をモデルに、そこに立つ一軒の農家と、その土地にくらす人々の様子を、道ばたにつくられた十六の羅漢さんとともに、定点観測で見ていく。

描かれるのは、明治時代のはじめから現代までの150年間。長い時間、土地の人びとは稲作、麦作そして炭焼きなどをしてくらしてきた。昭和のなかばには戦争もあったが、それでもつつましく、のどかなくらしをつづけてきた。

そのいとなみが大きく変化したのは、昭和40年代から。広大な土地が、ニュータウンの開発地となり、丘はけずられ、谷は埋められた。自然ゆたかだった丘陵地は、あっというまに姿を消し、昭和のおわりごろになると、団地やマンショがたちならぶニュータウンへと姿をかえた。大地にねざした稲作や炭焼きの仕事は、もうほとんどなくなった。

しかし、新たに多くの人がここへ移り住み、町はまた活気をとりもどしていく。平成となると、ニュータウンができてからも30年以上がたち、自然豊かでのどかだった村は、落ち着いた郊外の町となっていく。

ここに描かれた村にかぎらず、現在の私たちのくらす町はどこでも、かつてはゆたかな自然あふれる土地であったことだろう。今のような町になる前は、どのような地形で、どのような人びとがいて、どのようなくらしがいとなまれていたのか。自分のくらす町と、くらべながら見ていくのも面白い。巻末に、本書に描かれる農作業とその道具、村の習俗や人びとの様子などをくわしく解説。
(6歳~大人まで)

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