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こどもと大人のてつがくじかん

9784910238005

こどもと大人のてつがくじかん

著者/犬てつ(編)
出版社/Landschaft
サイズ/268ページ 21*15cm
発行(年月)/2020年8月

販売価格 ¥ 2,530(本体 ¥2,300)

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どうして先生の言うことを聞かないといけないの?

“みんなのいる意味を感じるところ。 新しい世界に踏み出せる場所。”(小5の参加者の声) こどもと大人が一緒に対話し、紡いできたてつがくじかん。愛知県犬山市で営まれた、宝物のような三年間のドキュメント。

「犬てつ(犬山×こども×大人×てつがく×対話)」は、2017年活動開始。てつがく対話についてまったく知らないこどもと大人たちが、進行役に導かれながら手探りでの対話をはじめた。問い、考え、聴かれ、問い返されるという繰り返しの中で、大人もこどもも自分とは違う意見をもった他者や新たな自分を見出し、対話の楽しさや深さ、難しさに目覚めていく様子が浮彫りになる。

言葉がいまだ不十分であるからこそ、身体的な感覚や想像力を鋭敏に研ぎ澄ませた「こども」という媒介者がいることで、大人だけの対話とはまた一味違う、本質的な対話がひらかれていく。こどもと大人がたがいの意見に耳を澄まし、世界にいつもとは違うまなざしを向け、ともに考えることを通じて、自由や民主主義の本質を問うような対話も芽生えてくる。

第一線で活躍する四人の哲学プラクティショナーによる、「てつがくするとはどういうことか?」についての論考も掲載。哲学対話のノウハウ本とは一線を画する、てつがくすることの意味を一から問いなおす、これまでになかった実践の書。


<目次より>
はじめに
「犬てつ」という冒険 はじまりの物語 ミナタニアキ

【第一章】こどもと大人のてつがくじかん ミナタニアキ

一年目の記録 
(1)虫の命と動物の命の大きさは同じか違うか/親から子へ伝えることについて
(2)セーフな探求のコミュニティとは何か/質問ゲーム:チームにわかれて問答しよう
(3)勉強
(4)ケンカ
(5)お金
(6)時間

二年目の記録 
(1)テーマから考えよう お金 part2
(2)家族
(3)「考えるを楽しもう」(てつがく散歩/アートでてつがく対話/てつがくカードを作ろう)
(4)宇宙人に会ったら何話す!?
(5)アートでてつがく対話 part 2
(6)いい子って何!?
(7)ずるい!?

三年目の記録 
(1)なんでウンコでみんな笑うの!?
(2)「触る」てつがく対話
(3)テーマから考えよう/地球の国はなんでわかれているか
(4)てつがく対話って何?
(5)音で即興「聴く」てつがく対話
(6)言っていいことと悪いことの違いは何?
(7)アートでてつがく対話 part 3
(8)青空てつがく対話「どうしてお外は気持ちがいいの?」
(9)犬てつするってどういうこと? 

犬てつってどんな場所?

ふかふかの土壌から芽生える自由 安本志帆

【第二章】てつがくするとはどういうことか ?

ホントにホントのホントが知りたい! 松川えり
ほんとうに、こどものためのてつがく? 高橋綾
哲学するとはどういうことかについて、 私が語れる2、3のこと 三浦隆宏
ファシリテータ―に哲学の知識はどれほど必要か? 河野哲也

対話がひらく未来の扉 おわりにかえて ミナタニアキ

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