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こんにちは未来 ジェンダー編・アメリカ編・メディア編(3冊組)

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こんにちは未来 ジェンダー編・アメリカ編・メディア編(3冊組)

著者/佐久間裕美子、若林恵
出版社/黒鳥社(発行) 青山ブックセンター(発売)
サイズ/①171ページ ②185ページ ③187ページ 20*13cm
発行(年月)/2020年8月

販売価格 ¥ 3,960(本体 ¥3,600)

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本を読むことが、考えるきっかけになればいいな

NY在住のジャーナリスト佐久間裕美子と、コンテンツメーカー黒鳥社の若林恵。盟友二人がカテゴリーにとらわれず縦横無尽に語りつくすポッドキャスト番組「こんにちは未来」を書籍化。#MeToo 以降の「ジェンダー」、トランプ以降の「アメリカ」、ポスト・トゥルース以降の「メディア」。激動の社会をゆるりと語る日米の異端児 2 人の本音を3 冊にギュッと凝縮。ふだん着のことばで〈未来〉を語る傑作ダイアローグ。


<3冊セット内容> 
『それを感じているのは私だけじゃない:こんにちは未来 ジェンダー編』 
『どこに出口があるのかはわからないけれど:こんにちは未来 アメリカ編』
『みんなもっと好きに言ったらいいのに:こんにちは未来 メディア編』 


「『さよなら未来』では、テクノロジーと未来をセットで考えることから離れないとだめじゃんて話をしていたつもりなのね。基本的には、20 世紀的な、特に戦後のアメリカが主導した科学技術とそれがもたらす未来みたいな話自体が、実は結構前にアウトオブデートになっていたはずなんだけど、相変わらずみんながそれに引っ張られるかたちで、ふたつを常にセットで考えているでしょ。日本でも常に、技術起点で未来を考えているし。技術の発展についていけば、みんな幸せになるしみんな豊かになるって発想ね。それって多分、明治の最初からある発想で、21 世紀の今もなお日本人の頭の中には相変わらずそれがあって。こういうのって、ほんとイライラするなってずっと思って見てたんだよね。たとえば今アメリカで起きてることって、テクノロジーはもちろんそこに関与してるけど、結果としてはもっと大きく社会そのものが変わろうとしているわけじゃない ? それは、ひとりひとりが社会に対してどう働きかけるかとか、企業も社会の一員として社会にどうコミットするのかが問われてきているってことだよね。でも、日本では相変わらず「社会」って視点が本当に損なわれてるよなあと思って。」
(若林恵)


「SXSW でも、イノベーションの限界というか、イノベーションで解決できると思い込んでしまったけど、結局解決できてないことがたくさんあるよね、という空気感が漂ってた。難民問題にしても、すでにあるテクノロジーを使うことでできることはあるのだろうけれど、実際にはできていない。それって、テクノロジーはあくまでツールで、本当に足りないのは、使う側のウェットな視点なのかなって。イノベーションももう 1 回、さっき言ってた「何のために ?」みたいな原点に立ち戻って考えたほうがいいんじゃないかなっていう気はする。」
(佐久間裕美子)


<目次より>
●ジェンダー編
1. さよならからこんにちは
- 誰がためのテック ? etc....
2. トイレの話
- 女性店主のレコード屋 etc....
3. 世界で一番偉いのは誰 ?
- ビヨンセが世界で一番偉い etc....
4. デカ箱に行く男子の話
- イケてない私の代弁者 etc....
5. 混浴温泉問題
- 平等をめぐる本音と建前 etc....
6. インターセクショナルでないと意味がない
- ミレニアル世代はリバタリアン etc....
7. 男性的 ? 女性的 ?
- Google に言われたくない etc....

●アメリカ編
1. テイラー・スウィフトと中間選挙
- ユナボマーと「産業社会とその未来」 etc....
2. アジア、来てんじゃない !?
- 台頭する「第一世代」 etc....
3. 求む ! 新しいガバナンス
- マリファナが医療費問題を解決する ? etc....
4. 未来が読めるなんて思っちゃいけない
- 政府、ただいまシャットダウン中 etc....
5. レギュレーションをつくるのは誰 ?
- ファクスとハンコは即刻廃止 etc....
6. イケてるフェスのつくり方
- ファレルの「新しいフェス」 etc....
7. ビジネスとウェルネス
- 社会貢献は生存戦略 etc....

●メディア編
1. ZINE をつくる
- 安くするほど「つまらない」etc....
2. いま、メディアをつくるということ
- チャンネルの数だけデモグラがある etc....
3. なぜ、いま地方が面白いのか !?
- ブッククラブの楽しさ etc....
4. ビジネスモデルはないかもしれない
- プラットフォームの意図 etc....
5. 新しいメインストリーム
- 企業誘致の新時代 etc....
6. もはや「中立」ではありません
- アナ・ウィンターの決断 etc....

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