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9784907986735
国道3号線
著者/森元斎 出版社/共和国 サイズ/272ページ 19*12.5cm 発行(年月)/2020年8月
販売価格 ¥ 2,750(本体 ¥2,500)
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未来とは、なんだろうか。
九州はなぜ「こう」なのか。彼女ら彼らはどのように抵抗し、反撥してきたのか。鹿児島の西南戦争を起点に、水俣裁判、サークル村、筑豊炭鉱、米騒動、はては神話世界へと国道3号線を北上しながら、国家に抗う民衆の諸相を描く地誌的思想史。宮崎八郎、宮崎滔天、石牟礼道子、緒方正人、谷川雁、火野葦平らの群像から、《思想/運動としての九州》が浮上する。 <目次より> はじめに 第1章 新政府か反動か、あるいは……西南戦争・山鹿コミューン・アジアの革命 西南戦争/宮崎八郎の二段階革命と山鹿コミューン 寄り道[1]中国の革命へ 第2章 水俣病と悶え 水俣病とは何か/悶え加勢すること/手ざわりの言葉 寄り道[2]緒方正人『私はチッソであった』――言葉が生まれるとき 第3章 炭鉱と村 サークル村/原点は存在する/「原点」/村を捨て、村に出会う/二つの「村」 寄り道[3]谷川雁における集団と組織 寄り道[4]伝習館裁判 第4章 米騒動 朝鮮よ、九州の共犯者よ/沖仲仕たちと米騒動/戦中から戦後へ 寄り道[5]北九州の古層 おわりに 思考の行方――この世に根付くこと
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