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9784909394453
料理と利他
著者/土井善晴、中島岳志 出版社/ミシマ社 サイズ/168ページ 19*13cm 発行(年月)/2020年12月
販売価格 ¥ 1,650(本体 ¥1,500)
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そうそう、流れにのっているんです。
「自然-作る人-食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。 コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的な変化が語られがちな中、私たちが見つめ直し、変えられるのは、日常の中にあることから、ではないか。 ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』等の著書や料理番組で活躍する料理研究家の土井善晴と、『中村屋のボーズ』等の著書がある政治学者であり、最近は「利他」を主要なテーマの一つに研究をしている中島岳志。異色の組み合わせの二人が、家庭料理、民藝、地球環境、直観、自然に沿うこと…等々、縦横無尽に語らい、ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を、ライブの興奮そのままに完全再現! <目次より> はじめに ◆第1回 料理から考えるコロナ時代の生き方 土井さんを通すと「おもしろくなる」現象 ステイホームでわかったこと 「ゆっくり」もええもの 環境問題も「まな板」から 「つくる」は「自然・地球」と「食べる」のあいだにある 「家庭料理は民藝だ!」 作為が残っていたら、気持ち悪くて食べられない 磁器も土器も使うところに、日本人らしさがある 誰がつくってもおいしいという世界 いい人間になろうというはからい 人間♡物♡自然♡人間♡人間 土井善晴さんは巨大な器 お芋が気持ちよさそうにしているなぁ レシピに依存すると感性が休んでしまう 素材それぞれがご機嫌なこと 「きれい」は日本人の倫理観そのもの 「これをつくった人に会いたい!」 自分はぜんぶ知っている いいことも悪いことも、仕方がないと認める 質疑応答 ◆第2回 自然に沿う料理 今ここにあるひとつの料理にもちゃんとわけがある 人の暮らしのなかから美しいものができてくる 人間の条件の土台になっているのは、地球と労働 和食の「和える」と「混ぜる」は違う 器に盛ったときにいちばんおいしい状況をつくる 食材は頭じゃないところを使ってどんどん選ぶ いつも変えられるのが本物です 自分がおいしくするということはでこいない パプリカを手でちぎる 縄文の人はマイカップを持っていた!? カンカラカンカンカンと煮詰める 日常の煮転がしと非日常の含め煮 澄んだらうまいこといってる証明 自然と人工のバランスがちょうどいいところがええ加減 自然と心がつながって料理をすると、めちゃめちゃ楽ちん 強火にすると水だって傷つく 自然塩は味の幅が広い 質疑応答 おわりに - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『一汁一菜でよいという提案』 『思いがけず利他』
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