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9784004110477
自動車の社会的費用
著者/宇沢弘文 出版社/岩波書店 サイズ/192ページ 17*10.5cm 発行(年月)/1974年6月
販売価格 ¥ 902(本体 ¥820)
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非人間的な日本の街路
自動車は現代機械文明の輝ける象徴である。しかし、自動車による公害の発生から、また市民の安全な歩行を守るシビル・ミニマムの立場から、その無制限な増大に対する批判が生じてきた。市民の基本的権利獲得を目指す立場から、自動車の社会的費用を具体的に算出し、その内部化の方途をさぐり、あるべき都市交通の姿を示唆する。 <目次より> まえがき 序 章 1 自動車の問題性 2 市民的権利の侵害 Ⅰ 自動車の普及 1 現代文明の象徴としての自動車 2 自動車と資本主義 3 アメリカにおける自動車の普及 4 公共的交通機関の衰退と公害の発生 5 一九七三年の新交通法 Ⅱ 日本における自動車 1 急速な普及と道路の整備 2 都市と農村の変化 3 非人間的な日本の街路 4 異常な自動車通行 Ⅲ 自動車の社会的費用 1 社会的費用の概念 2 三つの計測例 3 新古典派の経済理論 4 社会的共通資本の捉え方 5 社会的コンセンサスと経済的安定性 6 市民的自由と効率性 7 社会的共通資本としての道路 8 自動車の社会的費用とその内部化 Ⅳ おわりに あとがき - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『社会的共通資本』
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