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書籍

ラブという薬

9784898154731

ラブという薬

著者/いとうせいこう、星野概念
出版社/リトルモア
サイズ/248ページ14*13cm
発行(年月)/2018年2月

販売価格 ¥ 1,650(本体 ¥1,500)

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曖昧なことの大切さ

患者=いとうせいこう+主治医=星野概念(精神科医) による対話のカタチをした薬。本書は、いとうせいこうさんが普段から患者として通う、精神科の主治医・星野概念さんとの診療の模様を伝えたい、そんな思いから始まった対談集です。いとうさんの悩みはもちろん、精神医療の基礎、診療のシステム、そして星野さんの悩み、さらにはネットにおけるスピード感への危惧、ふたりが抱える社会への不安へ話は進みます。

もう我慢を大切にするのはやめよう。怪我をしたら外科へ行くような単純さで、つらいなら精神科へ行こう。



(星野)「いとうさんの悩みを掘り下げるのを公開することで、何かの参考になったり、ホッとしたりする人が少なからずいると思うんです。(中略)これはいとうさんが思ってるより、すごいことですよ。」
(いとう)「よしわかった、自信持つわ、俺(笑)。」
(星野)「『あっ、いとうせいこうもカウンセリング通ってるんだ!』って思う人、絶対いると思うんですよ。それがとても大事で。」
(いとう)「『そういうの、当たり前なんだ!』 みたいなね。」(本文より)


<目次より>
1. 怪我なら外科、つらい気持ちなら精神科。行ってみよう。
その1 診察室の話をみんなに伝えたかった
その2 精神科には行きづらい、なんて思わないでほしい
その3 話を聞く、聞いてもらう、ってどういうことだろう?
その4 わたしたちは、なんでこんなことにハマり、さいなまれるんだろう?

2. 精神科にはどんな医師がいて、どんなことをしてくれるんだろう?
その1 治療、医師、症状のエトセトラ
その2 星野さんはなんでお医者さんになったんだろう?
その3 精神科にはプロがいる。安心して大丈夫
その4 「物忘れがひどい」すら親身に診察する。精神科医のできること

3. みんなも辛くないのかな?
その1 地味で素朴な救い、ラブ
その2 映画、小説、お笑いが社会にもたらすもの
その3 ゆっくりいこう、小さく話そう
その4 二人きりでお茶をするように


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<関連書籍>
『自由というサプリ』
『ないようである、かもしれない』

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