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絵本

物語のものがたり

9784000253277

物語のものがたり

著者/梨木香歩
出版社/岩波書店
サイズ/164ページ 19.5*13.5cm
発行(年月)/2021年3月

販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)

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ならば自分で光を求めていくのだ

『秘密の花園』の主人公はなぜ憎たらしく描かれたのか。『赤毛のアン』の作者モンゴメリは、グリン・ゲイブルスという場所に何を託したのか。児童文学の名作を読み解き、いぬいとみこ、石井桃子、村岡花子、ビアトリクス・ポターら先人たちの仕事の核心に迫っていく。物語の名手による初の児童文学エッセイ集。


<目次より>
Ⅰ 『秘密の花園』ノート
 はじめに
 一
 二
 三
 四
 おわりに――描かれなかった父親たち、受け継がれていくものと自分だけの庭

Ⅱ 物語の場所
 「ほろびゆくもの」の行方――アリエッティの髪留め
 木かげの家の小人たち
 「深く関わっていける」資質
 いとしのクレメンタイン、いとしのエリザベス
 「赤毛のアン」の現在
 ナチュラリストの描く森
 うかつには読めない
 ビアトリクス・ポターと湖水地方、そして「青い服のウサギ」
 座談会 物語をめぐって(鶴見俊輔・別役実・梨木香歩)

物語のものがたり――あとがきにかえて

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