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9784140818558
なぜ、脱成長なのか
著者/ヨルゴス・カリス、スーザン・ポールソン、ジャコモ・ダリサ、フェデリコ・デマリア 訳者/上原裕美子、保科京子 出版社/NHK出版 サイズ/208ページ 19*13cm 発行(年月)/2021年4月
販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)
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意図してスローな社会をつくる
繰り返される大量生産と大量廃棄、慢性化した長時間労働、広がり続ける格差、歯止めがかからない気候危機…。今、際限なき成長を追求する資本主義の矛盾と限界が露呈している。これを解決する経済社会ビジョンとして注目されるのが、「脱成長」だ。欧米で脱成長論を推進する旗手が、その基本的な考え方と実践例を紹介。人々の意識変革を誘いながら、ベーシックサービスやケア・インカムの導入、コモンズの復権など、脱成長に向け必要な政策を論じる。”常識”を破り、真にゆたかな社会を構想する画期的提言の書。日常から変革を起こす道を力強く示す。解説:『人新世の「資本論」』著者・斎藤幸平。 「脱成長とは、不足や欠乏を強いられることではない。誰もが尊厳を保ち、不安を感じず、友情や愛情や健康を実感して生きていくこと、そうした生き方をするに十分な環境の確保を望んでいる。お互いを世話し合い、支え合い、余暇と自然を楽しみながら生きていこうとするのが、脱成長なのだ。」(本文より)
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