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ジェネレーション・レフト

9784909237583

ジェネレーション・レフト

著者/キア・ミルバーン
訳者/斎藤幸平(監訳)、岩橋誠、萩田翔太郎
出版社/堀之内出版
サイズ/190ページ 19*13cm
発行(年月)/2021年8月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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未来はどこへ向かうのか

世界の若者たちは、なぜいま「左傾化」しているのか? オキュパイ・ウォール・ストリート運動、コービンやサンダースら「左派ポピュリズム」の台頭、グレタさんを中心とする気候危機の問題提起など、いま世界では若者たちによるラディカルな社会運動の輪が次々と広がっている。資本主義の中心地であるアメリカでは、若者たちのうち半数近くが「社会主義」を支持しているという調査結果もある。

気鋭の政治理論家キア・ミルバーンが、この「ジェネレーション・レフト」が生まれた背景と、これからの可能性を徹底解明。Z世代(1990年代後半生まれ~)が主役となる21世紀の世界情勢を知るための必読書。監訳・解説:斎藤幸平。


「コロナ・ショックを前にして、新自由主義に代わる新しい秩序を志向する可能性や必要性が出てきているのは否定できないはずだ。ここに左傾化の潜在性、21世紀の左派にとっての政治プロジェクトが存在する。その担い手が、急進化している若者たちである」 
斎藤幸平(経済思想家・大阪市立大学准教授)


<目次より>
第1章 世代の再考
     若者の左傾化
     スノーフレーク世代か? それともめちゃくちゃにされた世代か?
     なにが世代を形作るのか?
     いまの世代を生み出したものはなにか?
     出来事が世代を形作る

第2章 取り残された世代
     2008年は起こらなかった
     新自由主義の時代区分
     新自由主義的コモン・センス(意識の破壊)
     生き残るゾンビ
     2008年がやっと起こった

第3章 ジェネレーションの爆発
     過剰の瞬間
     一度目は悲劇として……
     2011年世代
     告白機能

第4章 選挙論的転回
     世代的盲点
     左派メランコリーからの脱却
     エコロジーの拡大

第5章 成人モデルの改革
     なぜ保守主義は年配者に多いのか
     機能不全に陥る成人期
     道を絶たれた若者
     すべてのものをすべての人に!

日本語版への解説
     ジェネレーション・レフトになるために 斎藤幸平

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