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自然の哲学

9784909753106

自然の哲学

著者/高野雅夫
出版社/ヘウレーカ
サイズ/272ページ 19*13cm
発行(年月)/2021年8月

販売価格 ¥ 2,200(本体 ¥2,000)

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じねんに 生きる

自然〈しぜん〉と人間を区別することなく、両者が一体となった自然〈じねん〉の世界。里山とはそのような場所であり、変わりつつある今も、さまざまなことを教えてくれる。里山に移住してきた若い人たちとの対話を手がかりに、自らも里山に移住した環境学者が思索を深めてたどりついた、サステナブルな生き方とは。

この危機の時代に、田舎に暮らすことの意味が掘り下げられ、同時に問題点も明らかにされますが、それでも希望が見えてくる。人とつながって、自然とつながって、生態系の一員として暮らしていくこと。それがいまある生態系を維持し、その恵みを将来世代へとつないでいく。田畑を借りて自家用コメや野菜をつくり、山で木を伐って燃料を調達する。そんな日常が、おカネに支配された心を解放してくれる。

持続可能な自分も、未来も、里山からはじまる。田舎暮らしにあこがれているけれど、迷っている人、移住を決めた人、すでに移住した人、そして、移住者を受け入れる側の人に。


<目次より>
はじめに

第1章 里山世界と村の成り立ち――自然の一部としての人間の暮らし
里山とは何か――さまざまな生き物が息づく場所
村のルーツをたどる
楽しいから集まって仕事をする―― 結と普請
信仰のグループからおカネの相互扶助へ
「村はよそ者に冷たい」はほんとうか
生きた化石

第2章 せめぎあう村と国家――自治vs.統制のゆくえ
明治維新で中央の村への介入が始まった
心の統制の始まり、廃仏毀釈
格差を広げた地租改正
田舎が最も輝いた時代
禁断の果実
共有される物語を求めて

第3章 森と農の物語 ―― 自然から浮き上がっていく人間の姿
宇宙から見える日本の人工林
山で働くことの意味
そして雑木林は失われた
森づくりビジョン
慣行農法の功罪
第2種兼業農家という生き方
有機農業・自然農・自然栽培

第4章 水俣と福島から「生国」を学ぶ――生命に対する責任とは
滅びゆく里海
水俣病
「チッソは私であった」
おカネでは解決できない
放射能あふれる里山で
生 死
原生林
死という使命

第5章 「おカネ」の物語から自由になる―― 巨大な力に翻弄されないために
我が心の中の「日本国」
現代人が共有する物語としてのおカネ
主人公は資本
疎外のない企業活動は可能か
モード
オフグリッドで生きる人たち
おカネ道

第6章 解けなくなった人生方程式 ―― 「人並みな暮らし」は幸せなのか
だれもが夢見た一生安泰物語
成長時代の夢のまま変わらない教育
変化の兆しとかすかな希望

第7章 第2次移住ブームがやってきた―― 自分らしい生き方を求めて
なぜ田舎から出ていくのか
なぜ田舎にやってくるのか
どんな仕事をして食べていくか
里山の子育て

第8章 「弱さ」の物語 ―― 価値の大逆転
「to do 」から「to be」へ
「弱さ」がもつ求心力
弱さの情報公開

第9章 自然の哲学――物語を書き換える
科学の物語 ―― もう一つの信仰
「いのち」の物語―― 生態系×進化の織物
せめぎあい――メガソーラーによる環境破壊に思うこと
じねんに生き、じねんに死ぬ
木の声を聞く―― 「いのち」の物語へのレッスン
ご縁
いまを生きる

おわりに


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<関連書籍>
『人は100Wで生きられる』

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