スロウな本屋 オンラインショップ

カートを見る

新規登録

書籍

極北の動物誌

9784635049283

極北の動物誌

著者/ウィリアム・プルーイット
訳者/岩本正恵
出版社/山と溪谷社
サイズ/256ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2021年12月

販売価格 ¥ 990(本体 ¥900)

只今品切れ中です。

この本一冊のみのご注文の場合、
送料210円にてお届けいたします。
※代引きでのお支払いの場合、また他の本と複数冊でのご注文の場合の送料はこちら

今こそ我々にはプルーイットが必要なのだ!

カリブー、ムース、オオカミらが危ういバランスの上で織りなす極寒の地の生態系。『沈黙の春』が人類による自然破壊に警鐘を鳴らした1960年代初め、アラスカの大地を核実験場開発の脅威から守り抜き、そのため故国アメリカを追われた動物学者がいた。彼の名はウィリアム・プルーイット。極北の大自然と生命の営みを、詩情あふれる筆致で描き、写真家 星野道夫が遺作『ノーザンライツ』のなかで、敬意をこめて「アラスカの自然を詩のように書き上げた名作」と評した幻の古典を文庫化。

気候危機と生物多様性の危機が差し迫るなか、人の営みと自然の営みの共存を問いかける本書は、「エコロジーとは何か」を知るための入門書であり、今を生きる全ての人へのギフトだ。

「この本全体に流れている極北の匂いに、どれだけアラスカの自然への憧れを掻き立てられただろう」(星野道夫)


<目次より>
刊行によせて 星野直子

プロローグ
旅をする木
タイガの番人
ハタネズミの世界
ノウサギの世界
待ち伏せの名手
狩りの王者
カリブーの一年
ムースの一年
ムースの民
生命は続く
ホームステッド
にわか景気
未来の展望

謝辞
エピローグー一九八八年版あとがき

訳者あとがき
文庫化によせて 大竹英洋

pagetop
×