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9784750517322
告発と呼ばれるものの周辺で
著者/小川たまか 出版社/亜紀書房 サイズ/280ページ 19*13cm 発行(年月)/2022年2月
販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)
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あなたの傷を知恵に変えなさい
日本では、多くの女性が痴漢に遭う。みんな、あまりにも日常的すぎて、なんでもないことのようにやり過ごしてしまう。日本では、レイプに遭ったら、必ずしも法律が被害者を守ってはくれない。長い間、これはおかしいと声を上げてきた人たちがいるが、その声はかき消されてきた。 性犯罪や性暴力に対して声を上げてもなかなか信じてもらえない。単に告発だと受け取られる。でも、その声からは、内省も、やさしさも、前に行こうと信じる力も感じられるはずだ。 2017年性犯罪刑法が改正され、#metoo が続き、2019年4つの性犯罪裁判が立て続けに無罪となり、フラワーデモが起こった。本書は、まだ社会に届かない小さな声の集積だ。あなたの隣人、友人、家族も当事者になりうる。性犯罪、性暴力への偏見や誤解をほぐし、やさしい社会を築くため、2017年から2021年、女性たち、支援者たちの声の記録。 <目次より> はじめに 1 性犯罪刑法と#me tooとフラワーデモ 2 高校生が、電車で、性暴力被害にあう 3 キメツけられる 4 人はフェミニストになる 5 女は怖いのか 6 境にいる人 7 未来のことを考え隊 8 男社会の門番 9 痴漢は短いスカートのせい 10 痴漢が「お客様」だった頃 あとがき
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