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書籍

下り坂のニッポンの幸福論

9784861528835

下り坂のニッポンの幸福論

著者/内田樹、想田和弘
出版社/青幻舎
サイズ/248ページ 18*13cm
発行(年月)/2022年6月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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忍耐力がないというのは、実はかなり重要な資質だと思うんです

幸福に生きる現代社会への処方箋。2020年のコロナ禍、それまでニューヨークに拠点を置いていた想田和弘氏は瀬戸内海に面する岡山県・牛窓に移住を決断しました。本書は、内田樹氏が想田氏の住む牛窓を訪れ、長時間にわたっての対話を中心にした、二人の初の対談本です。

私たちは常に成長を追い求めすぎたのではないか。二人はその時間軸を「直進する時間」と呼び、自然の流れに合わせて生きる「循環する時間」への意識の変化を提唱します。少子高齢化が急速に進み、経済も低成長が余儀無くされる日本。かつての国際的地位から退き、自信を失いつつある日本人は、これからどのように生きていくべきなのか? 思想家と映画作家、国内を代表する論客の対話を通じて、日本人の新しい生き方と、希望を見出す。


<目次より>
第1章「自然の流れ」に合わせて生きる―直進する時間と循環する時間
第2章「地方の余白」に可能性がある―都市型グローバル資本主義からの転換
第3章「新しい価値」を生み出す―心と身体感覚を研ぎ澄ませる
第4章「暇と退屈」が人生を豊かにする―時間貧乏から時間富豪へ
第5章「里山再生」が文明と自然をつなぐ―野生の反逆と向き合う
第6章「自分の幸福」が世界を平和にする―現代社会に通ずる仏教の教え

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