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見えているパチリ!

CH022-009

見えているパチリ!

著者/畠山直哉 大竹昭子
出版社/カタリココ文庫
サイズ/85ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2022年2月

販売価格 ¥ 1,100(本体 ¥1,000)

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自分の十年はどこにいってしまったんだろう

カタリココ文庫8号は、写真家・畠山直哉と文筆家・大竹昭子による『見えている パチリ!』をお届けいたします。

畠山直哉は陸前高田にあった実家が東日本大震災の大津波で流され、母を亡くして以来、故郷に通って撮影してきました。しかし、パンデミックという「新たな出来事」がそれに重なり、帰郷がままならなくなります。ふるさとが遠のいていくような不安、自分の言動に慎重にならざるを得ないような風潮、倫理観に縛られて直感的に行動できなくなっている状況、結果を性急に求めすぎる傾向……。シームレスにつながっていく彼の懸念は、私たちが日々感じながらも深くは考えない事柄を明らかにします。

かつて畠山と大竹は大震災の直後に数回にわたって対話を行ない『出来事と写真』(赤々舎)を出しました。本書はその続編とも言えるもので、ふたりが本書のために新たにおこなった対談と、畠山のエッセイ「心の陸前高田」(初出『新潮』2021年4月号)が収録されています。私たちが日々抱いているもやもやした感情に光を当て、考えを深めるきっかけを与えてくれる一冊となることを願っています。    


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<関連書籍>
『超二流の写真家』
『美術と回文のひみつ』
『五感巡礼』
『絵のうら側に言葉の糸をとおす』
『室内室外 しつないしつがい』
『新しい自我』

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