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書籍

古来種野菜を食べてください。

9784794969446

古来種野菜を食べてください。

著者/高橋一也
出版社/晶文社
サイズ/296ページ 19*13cm
発行(年月)/2016年11月

販売価格 ¥ 1,815(本体 ¥1,650)

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愉しくて、おいしくて、ちょっと切ない野菜の話

Aタイプ:京野菜、加賀野菜、沖縄のゴーヤなど、ブランド化され全国展開している認知度の高い野菜。
Bタイプ:大阪八尾の「若牛蒡」、奈良県の「大和真菜」など、地元の中で認知度の高い野菜。
Cタイプ:限界集落などで、一軒の農家だけが栽培していたり、おじいちゃん、おばあちゃんが一畝だけで作っている野菜。

八百屋warmerwarmerは、Cタイプの野菜と向き合う八百屋。家の裏の畑、一畝だけで栽培している野菜。その一畝がなくなってしまったら、この世からその「種」が消えてしまう野菜。

種を撒き、育て、収穫し、そこからまた種を採集して来年まで寝かせ、そしてまた種を撒く。古来より、800年近く続いてきたそのサイクルが、その「種」が、いま途絶えようとしている。そんな野菜を「古来種野菜」と名付け、その魅力を余すところなく伝えるとともに、野菜が流通する市場の問題、F1品種、ジーンバンク、新規就農、子どもの味覚、農と農業など、野菜を取り巻く環境について語る本書。「八百屋」だからこそ見えてくる、その視点は熱い。

ご先祖から連綿と続いてきた種を、大切なものだと認識できない「感覚の危機」を見過ごせなかった著者の奮闘記。世の中は、自分がこうしたいと想いをもった人がつくるのだと、信じたい。

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