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9784845917075
絵本の冒険
著者/小野明(編著) 出版社/フィルムアート社 サイズ/232ページ 18.5*12.5cm 発行(年月)/2018年6月
販売価格 ¥ 1,870(本体 ¥1,700)
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よもうがよむまいが、伝わるんだよ、絶対に。
「絵本とじっくりつきあうこと。絵をゆっくりよむこと。それによってこころが、からだが揺さぶられるのです」 子どもは、絵本のことばと絵を同時に受けとめる。その原初的で直接的な感覚を、〈基本の子ども〉と呼ぶことにする。〈基本の子ども〉は、大人になってもずっと残っている。〈大人の私の素〉みたいなものとして、しっかり根を張っている。本書は、〈基本の子ども〉と〈大人〉を両輪として、絵本を愉しむ原初の感覚を旅するガイドブック。 子どもって、内容を理解してるとか、 意味を理解して楽しんでいるんじゃないもの。 この「空気」が楽しいんじゃん。 「空気」が刻々と変化するんだよね、 っていうのを楽しんでいく世界が、 絵本のベースだと思う。 「わかる」と「何らかの役に立つだろう」っていう思考回路。 「わからない」と「役に立たない」という、 そういう白黒はっきりさせたい人が 多いんじゃないかなあ。 <目次より> Introduction 絵本再発見 より広く遠く深く 小野明 Discussion 絵本という生き方 五味太郎×荒井良二 これまで思ってきたこと、いま考えていること 司会 小野明 Basic work 絵本をひらく 小野明 絵本とはどういう表現か ジャンルで知る クリエイターたちがつくる絵本 『はじめてのおつかい』をよむ 「絵本をひらく」書誌リスト Expanded work1 表現の拡大 デザイナーと絵本 祖父江慎 作家と絵本 梨木香歩 歌人と絵本 穂村弘 料理家と絵本 高山なおみ 音楽家と絵本 山下洋輔 デジタル最前線 石戸奈々子 Expanded work2 身体と知能の探求 発想と創作のレッスン tupera tupera 聞き手 小野明 哲学と絵本 松川絵里 皮膚感覚で読む 山口創 脳内メカニズムを紐解く 成田奈緒子 Style 直近10年でデビューした先端の絵本作家8人 堀内日出登巳 ミロコマチコ ヨシタケシンスケ おくはらゆめ きくちちき みやこしあきこ 加藤休ミ 町田尚子 吉田尚令 History 日本の絵本小史 香曽我部秀幸 絵本の現在がわかるQ&A ミッフィーはなぜ愛されるのでしょうか? 柴田こずえ 大人の心を揺さぶる絵本って、どんなものですか? 柴田こずえ ロングセラーの本はどんなもの? その秘密を教えてください。 柴田こずえ 絵本の売り上げは伸びているの? 流行りのジャンルは? 兼森理恵 絵本作家は、どうやってデビューするの? 柴田こずえ タブーのテーマはありますか? tupera tupera 絵本作家になったら生活できますか? 収入はどれくらい? 柴田こずえ 絵本作家は夢のある職業ですか? tupera tupera 世界の絵本賞には、どんなものがあるの? 柴田こずえ AIは、絵本をかけますか? 松原仁 絵本に出会える、おすすめの書店、専門書店、古書店、図書館、美術館リスト
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