書籍

別府に来たら、彼女がすぐにできるから

この世には「障がい者」も「健常者」もいない。同じひとがいるだけ。誰もが「生きづらく」、誰もが「生きるよろこび」を求めて生きている。障がい者の働く姿を通して、社会を愉しくする雑誌『コトノネ』最新号。

第1特集は、地方で芽生えた「規格外」商法について。長野県 産直市場グリーンファーム、広島県 ブーランジェリー・ドリアンの仕事を紹介。ドリアン店主・田村さんは語る。「パンの種類の多さがすべてではないことを伝えています。そして、パン屋が『どんな無駄』なことをしているのかを知ってもらう。余ったパンを捨てるということが、どれだけおかしなことか」


<目次より>
■コトノネグラビア
■家族記念日 江連麻紀
■特集1 地方で芽生えた「規格外」商法
生産者のよろこびは、お客さんのしあわせ 産直市場グリーンファーム
「捨てないパン屋」は、どうして生まれたのか ブーランジェリー・ドリアン
■自然栽培パーティ その16
村の鳥居が教えてくれたこと
社会福祉法人こころん
■コトノネ観光課 その8
「わたし」の苦労を、「みんな」で見つける
札幌それいゆまつりで当事者研究編
■連載「ぶっちゃけインタビュー」
松永正訓(小児外科医・ノンフィクション作家)
幸せの多様性
■特集2 別府、湯めぐり。人めぐり。
■連載「『脱福祉』から『超福祉』へ」27
人を選ばない。人に合った仕事をつくる
浅川悦子(特定非営利活動法人コンチェルティーノ)
■シリーズ 障害者の就労事例29
福祉機器営業の星