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書籍

不知火のほとりで 石牟礼道子終焉記

9784620325866

不知火のほとりで 石牟礼道子終焉記

著者/米本浩二
出版社/毎日新聞出版
サイズ/240ページ 19.5*13.5cm
発行(年月)/2019年5月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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『苦海浄土』の本質に迫る

評伝執筆を志した著者・米本浩二は、2013年後半から石牟礼道子のもとに通い続けた。取材をしながら、本の朗読や手紙の代筆をへて、起居の手助けなど介護の一部も担うようになった。そして迎えた最期の日…。


  「道子さんのそばにいるのであれば、
  道子さんのことを書かねばならない。
  渡辺(京二)さんの言を待つまでもなく、
  書かないと消えてしまう。
  ...(中略)私は書くことで
  道子さんのそばにいたかったのだ」(本文より)


『評伝 石牟礼道子  渚に立つひと』(2017年 新潮社)で読売文学賞受賞。その刊行後から、亡くなるまでのかけがえのない日々と、一周忌をむかえますます存在感を増してゆく文学者の本質を数々の肉声とともに綴る。

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