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書籍

宮本常一 伝書鳩のように

9784582531725

宮本常一 伝書鳩のように

著者/宮本常一
出版社/平凡社
サイズ/224ページ 18*11.5cm
発行(年月)/2019年6月

販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)

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深い体験は叡智を深いものにする

日本各地を歩き、漂泊民や被差別民、歴史の表舞台に姿を現さなかった無名の人々の営みや知恵に光を当てた「野の学者」宮本常一。膨大な著作のエッセンスを一冊に集成。


  「弁当は曲物のワッパにつめてある。
  そのワッパの蓋をとってそれぞれ川水をくんで来て、
  それを火のそばにならべると、
  一人の男が味噌の入ったワッパを持ち出し、
  味噌を少しずつ水の入ったワッパに分ける。
  次に袋に入った山草の青芽をワッパに分け入れる。
  すると杣人たちはもえている火の下から焼けた石をとり出して
  そのワッパの中へ入れるのである。
  するとジュッという音がする…」


<目次より>
地の声
旅漁夫
旅芸人

塩の道
石垣と民衆
共同井戸
すばらしい食べ方より
 田楽/タラ飯/石焼き味噌汁/サツマのあばれ食い

女の世間
土佐源氏

自然を見る眼

母の思い出
私の祖父
父親の躾
伝書鳩のように


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<関連書籍>
『星野道夫 約束の川』
『松田道雄 子どものものさし』
『神谷美恵子 島の診療記録から』
『野尻抱影 星は周る』
『今西錦司 生物レベルでの思考』
『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』

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