世界への信頼と希望、そして愛
著者/林大地
4,180 円(税込)
ハンナ・アーレントの主著「活動的生」について、「世界」概念を主軸に、労働・制作・行為などのキーワードとともに、死・可死性・不死性・記憶・忘却といった視座から読み解く。アーレントの著作全体の核心に近づく試論。
世界への信頼と希望、そして愛
著者/林大地
4,180 円(税込)
ハンナ・アーレントの主著「活動的生」について、「世界」概念を主軸に、労働・制作・行為などのキーワードとともに、死・可死性・不死性・記憶・忘却といった視座から読み解く。アーレントの著作全体の核心に近づく試論。
新居格 随筆集
著者/荻原魚雷(編)
2,200 円(税込)
戦後初の杉並区長として知られる新居格。随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選。
見知らぬイタリアを探して
著者/内田洋子
1,980 円(税込)
ミラノの街角で、ヴェネツィアの食堂で……。目に入っているのに気がつかなかった扉が開いていく。色の中に語るべき物語がある。日伊往還四十余年の著者が描く、イタリアエッセイの真骨頂15話。
熊本かわりばんこ
著者/吉本由美、田尻久子
1,980 円(税込)
水が湧き、花は咲き、猫がいる。そこでの時間は記憶となり、身の裡に降り積もる―。同じ街に暮らす二人の女性が、それぞれの日々をそれぞれに綴った28のエッセイ。
不完全な司書
著者/青木海青子
1,870 円(税込)
奈良県東吉野村にひっそりとたたずむ「ルチャ・リブロ」は、自宅の古民家を開いてはじめた私設の図書館。このルチャ・リブロの司書が綴る、本と図書館の仕事にまつわるエッセイ。
校正のこころ
著者/大西寿男
2,420 円(税込)
言葉を正し、整えるという校正の仕事はどうあるべきか。誰もが不特定多数に情報発信できる時代にこそ求められる校正の方法論を、古今東西の出版史をひもとき、現場で得た経験則とともに解き明かす。
雲ができるまで
著者/永井宏
2,420 円(税込)
カフェ、音楽、雑貨、アート、詩、写真、花、料理…… 90年代のはじめ、湘南葉山の〈サンライト・ギャラリー〉を舞台に、夢と憧れを手がかりにして自分らしい生きかたを模索する若者たちの姿。舞台はアーティスト永井宏さんが湘南・葉山のはずれで1992年~96年に運営していた〈サンライト・ギャラリー〉。海と山に囲まれた湘南で、永井さんの「誰にでも表現はできる」という言葉に背中を押されて
愉快のしるし
著者/永井宏
2,420 円(税込)
エッセイでも詩でもない、季節のめぐり、思索のあと、日々の暮らしの中で五感を開いて拾いあつめた小さな欠片。永井宏さんの小さなことばを集めたのが、本書『愉快のしるし』です。たとえばこんな文章。
目であるく、かたちをきく、さわってみる。
作/マーシャ・ブラウン(文・写真)
1,650 円(税込)
さわることは
せかいを かんじること。
さわることは
せかいが かんじること。
孤独の愉しみ方
著者/ヘンリー・ディヴィッド・ソロー
1,430 円(税込)
「森の生活者」ソローのことばの中から、現代に生きる者に伝えたいものを厳選。孤独の愉しみ方、人間らしく生きる方法、シンプルに生きる大切さなど、こころ豊かに生きる秘訣がたっぷり詰め込まれている。
みみをすます
著者/谷川俊太郎
絵/柳生弦一郎
1,760 円(税込)
「みみをすます きのうの あまだれに みみをすます……」「あなたは だれ? わたしではない あなた あのひとでもない あなた……」すべての人の心にそっと入りこむ和語のしなやかなリズムは、目で追うだけでその情景が浮かんできそうです。長編のひらがな詩を6編収録した詩集です。
世界はうつくしいと
著者/長田弘
1,980 円(税込)
何が必要か。
ことばだ。
遠くまで
大気が澄んでゆくような、
ことばだ。
奇跡―ミラクル―
著者/長田弘
1,980 円(税込)
「奇跡」というのは、めったにない稀有な出来事というのとはちがうと思う。それは、存在していないものでさえじつはすべて存在しているのだという感じ方をうながすような、心の働きの端緒、いとぐちとなるもののことだと、わたしには思える。
一日の終わりの詩集
著者/長田弘
1,980 円(税込)
悲しみは、言葉をうつくしくしない。
悲しいときは、黙って、悲しむ。
言葉にならないものが、いつも胸にある。
詩とは、過ぎゆく時間と対峙して、自らとことばを確保する営為ではなかろうか? 本書『一日の終わりの詩集」は、詩人・長田弘さんが、はじめて凛といさぎよく、自らの〈人生の秋〉を詩った「私」詩篇。
深呼吸の必要
著者/長田弘
2,200 円(税込)
日々になにげないもの、さりげないもの、言葉でしか書けないものをとおして、おもいがけない光景を、透きとおった言葉にとらえた“絵のない絵本”。風の匂いがする。言葉の贈りものとしての、散文詩二章33篇。