その世とこの世
著者/谷川俊太郎、ブレイディみかこ
絵/奥村門土
1,760 円(税込)
各々の暮らしを背景に交わされた1年半にわたる詩と手紙。奥村門土のイラストを加えての、三世代異種表現コラボレーション。
その世とこの世
著者/谷川俊太郎、ブレイディみかこ
絵/奥村門土
1,760 円(税込)
各々の暮らしを背景に交わされた1年半にわたる詩と手紙。奥村門土のイラストを加えての、三世代異種表現コラボレーション。
私の体がなくなっても私の作品は生き続ける
著者/篠田桃紅
1,650 円(税込)
心に宿るもの、心にきざすもの、思い、それを「可視のもの」にしたい、「かたち」を創りたい。107歳で世を去った世界的美術家の、未公開作品と生前録音された肉声による最後の画文集。
古本屋タンポポのあけくれ
著者/片岡千歳
2,860 円(税込)
詩を愛する夫婦がはじめた小さな古書店「タンポポ書店」。その愛おしい日々を綴った随筆集を約20年ぶりに復刊。
上林曉傑作小説集 孤独先生
著者/上林曉、山本善行(撰)
3,080 円(税込)
昭和を代表する私小説作家、上林曉(1902―1980)。太宰治と同時期にデビューした作家は、心を病んだ妻を見つめ、のちに脳溢血によって半身不随となったあとも、震える左手で小説を書き続けました。その不屈の精神がすなわち作品になっていることが、作家の名を著名にしましたが、上林曉はいわゆる私小説以外にも、未来に残る美しい小説もたくさん残しています。
夕暮れに夜明けの歌を
著者/奈倉有里
1,980 円(税込)
ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。「異文化」の概念を解きほぐしながら、読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、読者と一緒に“クエスト方式”で考える。読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。
本の栞にぶら下がる
著者/斎藤真理子
1,980 円(税込)
『82年生まれ、キム・ジヨン』など、数々の話題作の翻訳を手がける著者が綴った、珠玉の読書エッセイ。文学に刻まれた朝鮮と日本の歴史をたどり、埋もれた詩人や作家に光を当て、人間が疫病や戦争に向き合ってきた経験をひもとくなど、韓国文学に止まらない古今の本を取り上げながら、その普遍性を今に開く25篇。
これはわたしの物語
著者/田尻久子
1,925 円(税込)
熊本で小さな本屋兼喫茶店を営んでいる。珈琲をいれ、お客さんに本をすすめる。そして時折、新聞や雑誌に書評を書く。店での会話も書評もやっていることは変わらない。さて今晩も、読んでくれる人を思い浮かべて原稿書きだ――。」
歌わないキビタキ
著者/梨木香歩
1,980 円(税込)
歌わないキビタキは別人(鳥)のようだ。繁殖期の頃の朗らかな彼ではなく、何か重い鬱屈を胸に抱えているような。山小屋暮らしや動植物との出会いなどを綴ったエッセイ集。
曇る眼鏡を拭きながら
著者/くぼたのぞみ、斎藤真理子
1,760 円(税込)
「ことば」に身をひたしてきた翻訳家どうしが交わす、知性と想像力にみちた往復書簡集。
十六の言葉
著者/ナヴァー・エブラーヒーミー
2,420 円(税込)
21世紀世界文学の最先端がここに。ドイツ語圏の移民文学の旗手が書いたデビュー作、ついに邦訳。三つの文学賞を受賞した注目の小説です。
何げなくて恋しい記憶
2,090 円(税込)
豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、『暮しの手帖』の本誌と別冊に寄せられた「暮らし」がテーマの随筆作品を選りすぐり、全4冊にまとめたシリーズです。第1集は、家族との何げないやりとりや別れの時のこと、友人や恩師と過ごしたあたたかい思い出など、筆者の心に深く刻まれた、大切な記憶のお話を集めています。
居心地のいい場所へ
2,090 円(税込)
豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、多彩な執筆陣の暮らしに出会えるアンソロジーです。第3集は、住まい、家しごと、旅の思い出、そして、自分らしい生き方探しのお話を集めています。人生とは、心地のいい居場所探しなのかもしれません。きっと、あなたの生き方のヒントにもなる一冊です。
美味しいと懐かしい
2,090 円(税込)
豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、多彩な執筆陣の暮らしに出会えるアンソロジーです。第4集は、料理や食にまつわるお話を集めています。おふくろの味、郷土料理、自画自賛のレシピ、あの人と食べた忘れ難い一皿、今はもうないあの店のメニューや、旅先での新しい味、料理への心がけなど、食の喜びにあふれた一冊です。
忘れないでおくこと
2,090 円(税込)
豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、『暮しの手帖』の本誌と別冊に寄せられた「暮らし」がテーマの随筆作品を選りすぐり、全4冊にまとめたシリーズです。第1集は、家族との何げないやりとりや別れの時のこと、友人や恩師と過ごしたあたたかい思い出など、筆者の心に深く刻まれた、大切な記憶のお話を集めています。
人は何で生きるか
著者/レフ・トルストイ
990 円(税込)
一人の靴屋が、女房やこどもたちと住んでいました。生活は苦しく、稼いだお金は食費に消え、毛皮外套も妻と共有のぼろしかありません。ある秋の日、靴の修理賃をうまく回収できなかった靴屋はやけになり、なけなしのお金をすっかりはたいてウォッカを飲んでしまいます。家へ帰る道すがら、靴屋が曲がり角の辻堂のそばまで来ると、そこには、裸の男が身動きもしないままお堂にもたれてすわっていて・・・・・・!?