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絵本

絵本とは何か

9784480439239

絵本とは何か

著者/松居直
出版社/筑摩書房
サイズ/416ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2023年12月

販売価格 ¥ 1,045(本体 ¥950)

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子どもにきいてみましょう

良い絵本とは? 子どもはどんな絵本が好き? 絵本を読むのに必要なことは? 加古里子、赤羽末吉、 堀内誠一 、長新太らと傑作絵本を生み出した稀代の名編集者による絵本論。「12冊の必読絵本リスト」、「こどものとも」創刊や『ぐりとぐら』誕生の秘話も語られる。

子どもは早くから文字を読むようにしむけられ、親は熱心に文字を覚えさせようとする。はたしてこれで読書のたのしみを知るだろうか?――良質の絵本とはどういうものか、子どもはどんなふうに絵本の世界へ入ってゆくのか。福音館書店で数々の名作絵本を世に送り出し、日本の児童出版文化の礎を築いた著者による絵本の本質と魅力をまとめた第一論集が初の文庫化。解説 関根里江


<目次より>
第一章 絵本とは何か
1 想像力と絵本
2 おとなが奪い去った楽しみ
3 絵本ぎらいに子どもがなるとき
4 いっすんぼうしってどんな帽子?
5 子どもは絵本の絵を読みます
6 子どもがひとりで絵本をみるとき
7 物語とさし絵
8 ディズニー絵本をめぐって
9 かわいらしさについて
10 絵本否定論
11 おとうさんの絵本
12 想像力の芽ばえる世界
13 手づくりの絵本
14 小人はいるの?
15 子どもの成長と絵本

第二章 絵本の選択
子どもを通して絵本をみる
言葉の体験のはじめに
子どもの側からえがかれた絵本
残酷さとユーモア
物語とさし絵 Ⅰ
物語とさし絵 Ⅱ
園文庫と絵本 Ⅰ
園文庫と絵本 Ⅱ
絵本の作品研究・試論──『ねむりひめ』──

第三章 絵本と言葉
絵本と言葉
イメージと言葉
昔話の勧善懲悪
二つの空想世界
聞くことと読むこと
本と言葉への省察
第四章 絵本編集のなかから
私の絵本編集を語る
日本の絵本出版
子どもが手を結べる世界
エッツとわたし
二つの駈け出しのころ
附論 絵本の研究──月刊絵本と保育
1 『コドモノクニ』と『キンダーブック』
2 「保育絵本」誕生異聞
3 三十年間つらぬかれたヒューマニズム
4 保育と絵本の関係

掲出図書一覧
執筆等一覧
あとがき
子どもの目で絵本を見る 関根里江


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<関連書籍>
『私のことば体験』

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