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9784000616362
承認をひらく
著者/暉峻淑子 出版社/岩波書店 サイズ/264ページ 19*13cm 発行(年月)/2024年4月
販売価格 ¥ 2,530(本体 ¥2,300)
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登校拒否は…(中略)大人たちへの根本的な疑問の表出だったのです
民主主義社会とは「個人の尊厳から出発し、人間らしい生活ができないような貧困・排除があってはならない社会」である。その実現のために、今こそ社会的相互承認と社会参加が求められる。あるべき「承認」の本質とは何か。ロングセラー『豊かさとは何か』以来、民主主義の核心を真摯に問い続けてきた著者の到達点。 <目次より> はじめに 第一章 人生をかけた承認欲求の葛藤 1 痩せ願望と社会の承認基準 2 エリートたちはなぜ犯罪者に転落するのか 3 承認願望と喪失の恐怖 4 相互承認に出会うよろこび 5 叱られたくない、褒められたい一心で…… 第二章 社会的承認から排除された人びと 1 彼を凶行に追い詰めたのは 2 親子の承認欲求と競争社会 第三章 「承認」という新しい概念がなぜ必要か 1 貧困と承認拒否という二つの病根 2 生活保護と個人の尊厳 3 論争! 再分配か承認か 第四章 社会参加のない民主主義はない 理論編 「誤った承認」の背後にあるもの 1 社会参加の欠如した民主主義は可能か 2 なぜ社会参加に関する意識が低いのか 3 『母の大罪』で問われたこととは何だったのか 実践編 隠すことで守るのか、ひらくことで守るのか 4 社会的排除から包摂へ 5 教育における承認基準と登校拒否児の訴え 第五章 私たちの生活と公的な承認 1 国家の承認と国民の権利 2 公的承認に対する要望や批判――勉強会での発言から おわりに - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『豊かさとは何か』
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