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ことば|書籍

  • 奇跡―ミラクル―

    奇跡―ミラクル―

    著者/長田弘

    1,980 円(税込)

    「奇跡」というのは、めったにない稀有な出来事というのとはちがうと思う。それは、存在していないものでさえじつはすべて存在しているのだという感じ方をうながすような、心の働きの端緒、いとぐちとなるもののことだと、わたしには思える。

  • 一日の終わりの詩集

    一日の終わりの詩集

    著者/長田弘

    1,980 円(税込)

    悲しみは、言葉をうつくしくしない。
    悲しいときは、黙って、悲しむ。
    言葉にならないものが、いつも胸にある。


    詩とは、過ぎゆく時間と対峙して、自らとことばを確保する営為ではなかろうか? 本書『一日の終わりの詩集」は、詩人・長田弘さんが、はじめて凛といさぎよく、自らの〈人生の秋〉を詩った「私」詩篇。

  • 深呼吸の必要

    深呼吸の必要

    著者/長田弘

    2,200 円(税込)

    日々になにげないもの、さりげないもの、言葉でしか書けないものをとおして、おもいがけない光景を、透きとおった言葉にとらえた“絵のない絵本”。風の匂いがする。言葉の贈りものとしての、散文詩二章33篇。

  • 独り居の日記 新装版

    独り居の日記 新装版

    著者/メイ・サートン

    3,740 円(税込)

    詩人・小説家、メイ・サートン。失意の底にあった彼女は、未知らぬ片田舎へ引っ越した。世間の思惑を忘れ、ひたすら自分の内部を見つめ、新たな出発をしようと。五十八歳のサートン、一年間の記録である。

  • 終盤戦 79歳の日記

    終盤戦 79歳の日記

    著者/メイ・サートン

    3,960 円(税込)

    私は「この日記を通じて……たとえ老いて病んでいても、海辺の家で暮らすことがどんなご褒美をもたらしてくれるのかを伝え」たい。そして「他人に頼って生きることを学ばなければならなかった」ことも。

  • 妣たちの国

    妣たちの国

    著者/石牟礼道子

    1,430 円(税込)

    不治疾のゆふやけ抱けば母たちの海ねむることなくしづけし天草に生まれ不知火海に抱かれて生い立つ。実直な生活を歌う病弱な詩人は、近代の業苦と言うべき水俣の悲劇に遭い、声を奪われた人たち、動物植物等あらゆる生類、山河にざわめく祖霊と交感、怒りと祈りと幻想に満ちた「独創的な巫女文学」(鶴見和子)を結晶させる。60年に亘る石牟礼道子の軌跡を、短歌・詩・随筆で辿る精選集。

  • 十六夜橋 新版

    十六夜橋 新版

    著者/石牟礼道子

    1,100 円(税込)

    うつつとまぼろし、生と死、恋の道行き。石牟礼道子、名著復刊。南九州・不知火(しらぬい)の海辺の地「葦野」で土木事業を営む萩原家。うつつとまぼろしを行き来する当主の妻・志乃を中心に、人びとの営み、恋、自然が叙情豊かに描かれる傑作長編。作者の見事な筆致で、死者と生者、過去と現在、歓びと哀しみが重なり、豊饒な物語世界が現れる。

  • 茨木のり子詩集

    茨木のり子詩集

    著者/茨木のり子、谷川俊太郎(選)

    770 円(税込)

    青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、“現代詩の長女”茨木のり子のエッセンス。

  • おんなのことば

    おんなのことば

    著者/茨木のり子

    1,650 円(税込)

    詩人・茨木のり子さんの作品の中から、代表作を集めた詩集。「自分の感受性くらい」 「わたしが一番きれいだったとき」 「見えない配達夫」 「落ちこぼれ」 「聴く力」 「汲む」他。
    初心の初々しさを忘れ、傲慢になる大人たちへ警鐘をならしてくれる、茨木さんのことばは、人生の時々に読み返したいものばかりだ。

  • 女がひとり頬杖をついて

    女がひとり頬杖をついて

    著者/茨木のり子

    1,650 円(税込)

    なにものにも倚りかからず、潔く生きた茨木のり子の詩華集。

  • すべてきみに宛てた手紙

    すべてきみに宛てた手紙

    著者/長田弘

    792 円(税込)

    この世界を生きる唯一の「きみ」へ。人生は、「やめたこと」「やめざるをえなかったこと」「わすれてしまったこと」で出来ている。そうして結局、己のなかにのこったものは? 今の自分にのこったものから、あらゆることがはじまるのならば――。この本のページを開いた読者=「きみ」へと詩人はまっすぐ語りだす。贈られるのは39通の「手紙」たち。体温を帯びた言葉のすべてに胸が震える、珠玉のエッセイ集

  • いのちの場所

    いのちの場所

    著者/内山節

    2,200 円(税込)

    いのちの不条理をどう考えればよいか。著者は山深い森を出て、いのちの在りかを探す旅に出る。

  • つかふ 使用論ノート

    つかふ 使用論ノート

    著者/鷲田清一

    2,200 円(税込)

    「つかう」を巡る、かくも深く、多様な論考。「つかう」ということばの様相を、さまざまな観点から考え抜く。道具をつかう、出汁につかう、楽器をつかう…、同じ「つかう」でも、その意味はさまざま。この単語を契機に、意味を探り、使われ方の変遷を辿り、哲学はもちろん、民俗学、芸術学、料理本まで関係書物を渉猟し、考えを深めていく。

  • ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集

    ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集

    作/斉藤倫
    絵/高野文子

    1,320 円(税込)

    きみはいつものように、あけっぱなしの玄関から、どんどんぼくの部屋にあがりこみ、ランドセルをおろしながらこういった。「せんせいが、おまえは本を読めっていうんだ。ことばがなってないから」。ぼくは一冊の詩集をきみに手渡す。「ここんとこ、読んでみな」

  • 火を焚きなさい

    火を焚きなさい

    著者/山尾三省

    1,980 円(税込)

     山に夕闇がせまる
     子供達よ
     ほら もう夜が背中まできている
     火を焚きなさい
     お前達の心残りの遊びをやめて
     大昔の心にかえり
     火を焚きなさい
        山尾三省「火を焚きなさい」より

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