庭の山の木
著者/庄野潤三
2,035 円(税込)
田舎風のばらずしをこしらえるのに、ちょっと似ている―― 七十編に及ぶ随筆を一冊にまとめる工程を、著者はあとがきでそんなふうに表現した。家庭でのできごと、世相への思い、愛する文学作品、敬慕する作家たち。それぞれの「具材」が渾然一体となり、著者のやわらかな視点、ゆるぎない文学観が浮かび上がる。
庭の山の木
著者/庄野潤三
2,035 円(税込)
田舎風のばらずしをこしらえるのに、ちょっと似ている―― 七十編に及ぶ随筆を一冊にまとめる工程を、著者はあとがきでそんなふうに表現した。家庭でのできごと、世相への思い、愛する文学作品、敬慕する作家たち。それぞれの「具材」が渾然一体となり、著者のやわらかな視点、ゆるぎない文学観が浮かび上がる。
ダンス・イン・ザ・ファーム
著者/中村明珍
2,090 円(税込)
都市と田舎、高齢者と子ども、外来のシステムと土着の霊性、移住者と地元の人。すべてをまたいで今を生きる、切実でおかしみあふれる日々のはなし。「『人間らしい生活』ができている感じがする…これは何回も言っていいんじゃないだろうか。」(本文より)
遊牧民と村々のラグ
著者/グランピエ商会 前田慎司
3,300 円(税込)
西アジアからヨーロッパまで、エリアごとの遊牧民のラグ・240枚を紹介するキリム&パイルラグの本格ガイド。キリムやギャッベの見方や歴史が分かる、初めてのガイド本。100年を超す貴重なラグが満載です。
普段着の住宅術
著者/中村好文
968 円(税込)
目いっぱいおしゃれをして目立つ住宅ではなく、住むひとの生活を穏やかに受け入れる家、一つ屋根の下に生活のすべてがすっぽりとバランスよく収まっている家・・・。そんな家で暮らしたい。居心地のよい住宅づくりで定評のある建築家が、みずからの体験を踏まえた住宅論から、家具や愛読書に至るまでを語る。想像の中で自身が住み手となることで生まれてくる間取りや設計上の工夫とは、どんなものなのだろう。
永井宏 散文集 サンライト
著者/永井宏
2,200 円(税込)
ものをつくること。表現すること。なにかをはじめるときに読むことば。
永井宏さん(1951-2011)。雑誌「BRUTUS」の編集者でありながら、美術作家であり、会社勤めを早くして辞めたあとは、海辺の町に小さなギャラリーをはじめて、たくさんの若い人たちに表現とものづくりを勧めたひと。「生活」や「暮らし」ということばが今ほど手垢がついていなかった頃
ウォールデン 森の生活<上・下巻>
著者/ヘンリー・D・ソロー
1,870 円(税込)
「自分に最善を尽くし、あるがままの自分を生きようではありませんか」
「いったいどれほどの数の人が、本に親しむことを通じて人生を開いたでしょうか。本が、生きることの不思議さを説き、新しい生き方を暗示しました」
「人は1週間に1日働けば生きていけます」
大人の片づけ
著者/一田憲子
1,540 円(税込)
完璧のゴールを設定するから、片づけがつらくなる。「できること」だけ続けていたら、いつの間にか部屋がすっきり! 雑誌『暮らしのおへそ』編集ディレクター イチダさんがたどり着いた、こころと住まいの整理術。
家事のしくみを、整える
1,320 円(税込)
掃除に洗濯、食事の支度。毎日、必ず繰り返さなければいけない家事をもし、やらなくてもよくなったら……。ばんざ~い、と身軽になって、なんでも好きなことができるようになるかもしれません。
大人になってやめたこと
著者/一田憲子
1,540 円(税込)
「何かをやめることは、
私が私で生きるための
人生後半の大掃除だった気がします」
“年を重ねると、世界はとらえようのないほど広くて、不確かなもの、とわかってきます。だったら、ものさしを「自分」に置くしかない……。引き出しの中身を、自分のものさしで再定義していく。それが、私の50代の始まりでした。"(本文より)
丁寧に暮らしている暇はないけれど。
著者/一田憲子
1,518 円(税込)
雑誌 『暮らしのおへそ』 編集長・一田憲子さん。仕事の締め切りを抱えながら全国を取材で飛び回る日々の中で、家事に使える時間は限られます。一体、どんな風に日々の暮らしをまわしていらっしゃるのでしょう?
おしゃれの制服化
著者/一田憲子
1,595 円(税込)
ひとと会う場面にどんな装いで出かけるか。これは、働く女性にとって悩ましい問題です。とくに40歳前後になると、今まで着ていた服が似合わなくなってきた自分に気づき、迷いは深くなります。ラフすぎもせず、かたすぎもせず、品よくきちんとした“好感を持たれる装い”とは、どのようなものでしょうか。
ワイルドサイド
著者/GESTALTEN(編集)
3,190 円(税込)
キノコ狩り、ベリー摘みの達人、ブランデー作りの名手、ネイチャー・アーティスト…。自然のリズムに寄り添い、環境と調和しながら自由に生きる人々がいる。彼らの人生哲学は、シンプルだ。過去を敬い、今を生き、常に未来を見据えること。そんな現代の狩猟採集者たちのライフスタイルの軸には、伝統と環境を思いやる気持ちがある。
ぼくはお金を使わずに生きることにした【再入荷次第発送】
著者/マーク・ボイル
1,870 円(税込)
イギリスで1年間お金を使わずに生活する実験をした29歳の著者。貨幣経済を根源から問い直し、真の「幸福」とは、「自由」とは何かを問いかける、現代版『森の生活』。
線と管のない家(たくさんのふしぎ 2020年3月号)
著者/森枝卓士(文・写真)
絵/吉田全作(写真)、中村好文(絵)
770 円(税込)
電「線」も、水道「管」、ガス「管」もつながっていない家を作ってみよう!屋根に降った雨水をため、太陽光で発電し、太陽熱でお湯を作る。冬の暖房は薪ストーブで暖かく。使った水もそのまま流してしまうのではなく、ミミズや植物の力を借りてきれいにしてから池にためる。そんな家が本当にできあがりました
まれびと
著者/石川直樹(著・撮)
7,700 円(税込)
世界をフィールドに、文化人類学や民俗学への関心を持ちつつ活躍する写真家・石川直樹。日本列島には、折口信夫がいうところの「まれびと」、すなわち異形の神を迎える儀礼が数多く残されている。それらは海や山の彼方から現れる来訪神であり、彼岸からやってくる魂でもあるという石川が、そうした仮面の祭祀儀礼について、10年以上に渡って撮影し続けた貴重な写真を一冊にまとめた写真集。