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書籍

ヘルシンキ 生活の練習

9784480815620

ヘルシンキ 生活の練習

著者/朴沙羅
出版社/筑摩書房
サイズ/288ページ 19*13cm
発行(年月)/2021年11月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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怒っちゃだめ、と言われるのかと思ったら違った。

「私たち女性は、すべてを手に入れたいのです」二人の小さな子どもと移住した社会学者による、おもしろくてためになる、フィンランドからの現地レポート。


「誰かを『迷惑だ』と思うことで、もしかして私たちは、連帯して解決できるはずの事柄を見逃しているのかもしれない。…(中略) 連帯するより誰かからの指示に従うことを選ぶなら、たしかに私たちの社会は、とても孤独で苦しく、生きづらい場所かも知れない」


「そもそもあの先生たちは『いいところ』対『悪いところ』という発想を取っていないのだ。『練習が足りていること』と『練習が足りていないこと』があるだけだ」


<目次より>
はじめに
1 未知の旅へ――ヘルシンキ到着
2 VIP待遇――非常事態宣言下の生活と保育園
コラム1 ヘルシンキ市の公共交通機関と子ども車両
3 畑の真ん中――保育園での教育・その1
4 技術の問題――保育園での教育・その2
5 母親をする――子育て支援と母性
コラム2 社会とクラブと習い事
6 「いい学校」――小学校の入学手続き
7 チャイコフスキーと博物館――日本とフィンランドの戦争認識
コラム3 マイナンバーと国家への信頼
8 ロシア人――移民・移住とフィンランド
コラム4 小学校入学
おわりに

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