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書籍

魂の秘境から

9784022620590

魂の秘境から

著者/石牟礼道子
出版社/朝日新聞出版
サイズ/224ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2022年1月

販売価格 ¥ 858(本体 ¥780)

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この海をどうにか渡らねばならないが

「むかしの田園では、大地と空はひとつの息でつながっていた」。現世での生きづらさ、生命の根源的な孤独。世界的文学『苦海浄土』著者 石牟礼道子さんによる、水俣・不知火海の風景の記憶と幻視の光景。朝日新聞に3年にわたり連載された、著者最晩年の肉声。渡辺京二氏による追悼文「カワイソウニ」収録。


「海が汚染されるということは、環境問題にとどまるものではない。それは太古からの命が連なるところ、数限りない生類と同化したご先祖さまの魂のよりどころが破壊されるということであり、わたしたちの魂が還りゆくところを失うということである。水俣病の患者さんたちはそのことを身をもって、言葉を尽くして訴えた。だが、「言葉と文字とは、生命を売買する契約のためにある」と言わんばかりの近代企業とは、絶望的にすれ違ったのである。」
(「原初の渚」より)」


<目次より>
少年 
会社運動会
湯船温泉
避病院
石の物語
アコウの蟹の子
水におぼれた記憶
紅太郎人形
雲の上の蛙
海底の道
お手玉唄
大雨乞と沖の宮
魂の遠ざれき
何かいる 上
何かいる 下
熊本地震
ぼんぼんしゃらどの
花結び
原初の歌
あの世からのまなざし
女の手仕事
わが家にビートルズ
天の田植え
椿の蜜
石の神様
流浪の唄声
黒糖への信仰
原初の渚
なごりが原
食べごしらえ
明け方の夢
カワイソウニ  渡辺京二
解説  上原佳久

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