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9784309617374
生きのびるための「失敗」入門
著者/雨宮処凛 出版社/河出書房新社 サイズ/208ページ 19*13cm 発行(年月)/2022年1月
販売価格 ¥ 1,562(本体 ¥1,420)
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適当でいいんだよ
失敗ばかりでも、弱いままでも、生きてます。作家、元ひきこもり、ロボット研究者、探検家、臨床心理士、オタク女子、元野宿のおじさんたちなどに聞いた、「失敗」や「弱さ」と生きていくためのヒント。 <目次より> はじめに 第1章 失敗や挫折は一生の仕事のエネルギー-作家 あさのあつこさんに聞く 自信がなかった中学時代 「失敗の連続」だった3人の子育て 親の期待と干渉が子どもを追い詰める 「親を捨てる」という選択肢 同調圧力が強いこの国の「失敗」 第2章 人生の経験値は、失敗することで上がっていく-元ひきこもり、元醜形恐怖、元アルコール依存症 月乃光司さんに聞く 人から見られることが恐怖だった 鬱屈した感情が社会との接点になった 初めて見つけた「座っていい場所」 唯一無二の「病気お笑いイベント」 人生の問題解決に必要なのは「場数」と「慣れ」 第3章 弱さをさらけ出すことで幸せになれる-〈弱いロボット〉の研究者 岡田美智男さんに聞く 一人では何もできない〈弱いロボット〉 人と話すのが苦手な子どもだった 便利さや効率がすべてという価値観への疑い 実は「一人でできる」ことは何もない 完璧よりもどこかへこんでいる方が面白い 勝てないなら、自分の土俵を作ってしまおう 第4章 極寒の北極で失敗しても死なない男-探検家 角幡唯介さんに聞く 親の仕事を継ぎたくない 「見通しが甘く、根拠もないのに楽観的」という長所 何もやらない卑怯者が振りかざす自己責任論 「計画は失敗の始まり」という北極圏の価値観 娘に伝えていること 「もっと適当でいい」 第5章 「迷惑をかける練習」をしよう-臨床心理士 東畑開人さんに聞く 何もかもうまくいかなかった中学時代 失敗を責める人も傷ついている 生きのびるために必要な「推し」 安心できる場所があるからチャレンジできる 積極的に社会のせいにする 第6章 他人の決めた「意味がある」に振り回されない-オタク女性ユニット「劇団雌猫」に聞く 小学生の時から二次創作を読んでいた オタク女子の恋愛・結婚、そしてオタクという居場所 お金がないという問題と、親からの「弾圧」 推しと現実逃避 それに意味があるのか問題 失敗したから人生終わるわけではない 10代へのメッセージ 第7章 一番幸せなことは、死なない程度に「安心して」失敗できること-NPO法人「抱樸」代表・奥田知志さんと元野宿のおじさんたちによる座談会 ホームレスになったきっかけ 「助けて」と言える人、言えない人 「自立する」=正しい人になることではない 牧師になった意外な理由 たくさんの失敗を経て達した境地 人は弱さで結ばれている おわりに 参考文献
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