書籍

あの人はやるべきことをすべてやった人だから

いのちの不条理をどう考えればよいか。著者は山深い森を出て、いのちの在りかを探す旅に出る。

自分のいのちは自分だけのものだと考えると苦しくなる。死んだら全てがなくなってしまうのか。なぜこの世には不平等な生があるのか──。著者は山深い森から出発し、西洋哲学と仏教思想を導きの糸に、いのちの在りかを探す内なる旅に出る。そして、自分のいのちは自分だけのものではなく、他者や自然や、思いを寄せる人々と共有しているものなのだと発見していく。深く静かな思索。


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<関連書籍>
『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』
『民主主義を問いなおす』