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書籍

正義への責任

9784006004477

正義への責任

著者/アイリス・マリオン・ヤング
訳者/岡野八代、池田直子
出版社/岩波書店
サイズ/422ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2022年4月

販売価格 ¥ 1,782(本体 ¥1,620)

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「自己責任」とは何を意味するのだろう

自助努力を強要し、弱い個人たちを分断する政治から、かけがえのない存在として人びとがつながり合う政治へ。ホロコースト、人種差別、貧困……。過去から現在に至る構造的・歴史的不正義の責任を引き受け、政治を変革する可能性を問う。急逝した著者のためにマーサ・ヌスバウムが寄稿した序文も収録。解説=土屋和代


<目次より>
謝辞(ディヴィッド・アレクサンダー)
序文(マーサ・C・ヌスバウム)

第一章 自己責任から政治的責任へ
第二章 正義の主題としての構造
第三章 「罪」対「責任」――ハンナ・アーレントをめぐるひとつの読解、そして実践的批評
第四章 社会的つながりモデル
第五章 国境を越える責任
第六章 責任を避ける
第七章 責任と歴史的な不正義

訳者あとがき
岩波現代文庫版訳者あとがき
解説「鳥籠」を解体し、異なる未来を築くために――現代アメリカにおける刑罰国家の拡大と脱-福祉国家化を考える……土屋和代

事項索引
人名索引

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