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9784309980416
文藝別冊 茨木のり子 増補新版
著者/河出書房新社編集部 出版社/河出書房新社 サイズ/320ページ 21*14.5cm 発行(年月)/2022年5月
販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)
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先行きの見えない時代にあって「自分の感受性」だけをつらぬきながら、やさしい言葉で生の真実を問うた詩人・茨木の魅力に迫る。谷川俊太郎、井坂洋子×小池昌代、工藤直子、若松英輔ほか。 <目次より> ▼茨木のり子代表詩選 選=井坂洋子・小池昌代 根府川の海/行きずりの黒いエランゼに/見えない配達夫 敵について/わたしが一番きれいだったとき/花の名 汲む/鯛/りゅうりぇんれんの物語(抄)/大国屋洋服店 兄弟/抜保町/自分の感受性くらい/青梅街道 二人の左官屋/乱一独/波の音/四海波静/笑って この失敗にもかかわらず/みずうみ/部屋/足跡/答 ある存在/さくら/あのひとの棲む国/鄙(ひな)ぶりの歌 行方不明の時問/夢/月の光/獣めく/梅酒/橇/古歌 ▼対談 井坂洋子・小池昌代「宇宙を超える重さと深さ」 ▼インタビュー 谷川俊太郎「生活の形を少入えなかった人」 田中和雄 「低い濁声で歌った『愛の讃歌』」 紺野美沙子「大好きだった伯母を思い出す――茨木のり子を朗読して」 ▼エッセイ 工藤直子「のり子さんのり子さん」 山之口泉「茨木さんのこと」 山根基世「茨木さんの勇気」 宮崎治 「伯母の食卓」 後藤正治「私自身であれ――茨木のり子のメッセージ」 沢知恵金「素雲の係、茨木のり子をうたう」 石田千 「詩はひとり」 暁方ミセイ「人の暮らしの間にいる」 ▼茨木のり子未刊行アンソロジー 「素描――川崎洋論」 「はてなマーク――工藤直子の詩」 「推敲の成果――書評『山之口獏全集』全4巻」 ▼対談選 ×金子光晴「国家はもう沢山!」 ×吉原幸子「傷こそが真珠の核」 ×木下順二「民俗のことば」 ▼詩人による茨木のり子 川崎洋 「茨木のり子小論」 大岡信 「茨木のり子の詩――『人名詩集』解説」 三好豊一郎「茨木のり子さんの詩」 北村太郎 「茨木のり子の詩」 ▼論考 長谷川宏「茨木のり子の詩」 若松英輔「見えない足跡 茨木のり子の詩学」 姜信子 「麦藁帽子にトマトを入れて」 河津聖恵「どこかに美しい人と人との力はないか――五十六年後、茨木のり子を/から考える」 野村喜和夫「茨木のり子と金子光晴」 細見和之「茨木のり子の全人性」 ▼増補 茨木のり子未刊行書評集 『山下千江詩集』/川崎洋詩集『木の考え方』/佐多稲子『生きるということ』/沖浦京子詩集『移行』/富岡多恵子『ニホン・ニホン人』/三木卓『ほろびた国の旅』/高良留美子詩集『見えない地面の上で』/牧羊子『おかず咄』/谷川俊太郎『三々五々』/石垣りん『焔に手をかざして/詩人の幅について 現代詩時評/詩劇について 現代詩時評 ▼略年譜
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