書籍

季節の息吹、感じながら

日本の豊かな四季には、その時季に旬を迎える素材がたくさんあります。四季折々の家仕事は、理にかなった、先人たちの知恵の結晶です。梅干し、たくあん、味噌作り・・・。季節ごとのつくりおきは、ほんの少し手間はかかりますが、毎日の食卓をとても豊かにしてくれるもの。

旬のおいしいものを、より長く楽しむための保存食のアイデアを、9名の方々に教えていただきました。わらびの佃煮、梅干し、新しょうがの甘酢漬け、栗の渋皮煮、りんごのジャム、白菜キムチ、味噌づくりなど84品を紹介。四季折々役立つバイブルとして、手元においておきたい1冊。

2012年11月に地球丸より刊行されたものを復刊。

- - - - - - -
<教えていただいた方々>
橋本加名子さん(料理研究家、フードコーディネーター)
藤田みどりさん(料理家、画家)
境野米子さん(生活評論家、薬剤師)
城ノ内まつ子さん(『おばあちゃんに聞いた保存食』　文化出版局　著者)
ホークスみよしさん(ステンシル作家、料理研究家)
山﨑悳子さん(梅干し名人)
佐光紀子さん(フリーの翻訳家、ナチュラルライフ研究家)　
梅﨑和子さん(『おばあちゃんの手当て食』　家の光協会　ほか著者)
石原洋子さん(料理研究家)

- - - - - - - -
<目次より>

■春
ふき味噌
初午のおいなりさん
つくしの佃煮
わらびの佃煮
たけのこ
たけのこの辛子漬け
うどの味噌漬け
山椒の木の芽あえ
よもぎ茶
きゃらぶき
ふきの甘酢漬け
いちごジャム
夏みかんのマーマレード

■夏
青梅のカリカリ漬け
梅ジュース(青梅のシロップ)
梅干し
梅酒
黄梅のジャム
塩漬けらっきょう
甘酢漬けらっきょう
梅雨の湿気対策
アンチョビ
びわのコンポート
びわ酒
ぬか漬
どくだみ茶
ちりめん山椒
昆布とかつおと山椒の実の佃煮
新しょうがの甘酢漬け
谷中しょうがのしょうゆ漬け
しそジュース
紅しょうが
みょうがの甘酢漬け
さよなら夏野菜のチャツネ
きゅうりのピクルス
ザワークラウト
バジルペースト
香菜こしょう
トマトソース
ドライトマト
あんずジャム
すももジャム
桃のジャム
ブルーベリージャム
ルバーブジャム
虫刺され液

■秋
青とうがらし味噌
しその実の塩漬け
虫干し
おはぎ
栗の甘煮
栗の渋皮煮
りんごのジャム
いちじくジャム
洋梨のジャム
いくらのしょうゆ漬け
いかの塩辛
あじの干物
干し柿
ゆずこしょう
ぎんなん採り
べったら漬け
かりんのはちみつ漬け
ミックスきのこのピクルス
福神漬け

■冬
たくあん漬け
大根葉の佃煮
大根のゆず漬け
千枚漬け
白菜漬け
白菜キムチ
しょうがシロップとしょうが糖
きんかんのコンポート
黄ゆずこしょう
レモンジャム
ゆずのはちみつ漬け
ゆずジャム
味噌の仕込み
味噌漬け
干しいも
豆乳・おから
豆腐
塩麹
甘酒