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書籍

新装版 ヤポネシアの海辺から

9784863292611

新装版 ヤポネシアの海辺から

著者/島尾ミホ 石牟礼道子
出版社/弦書房
サイズ/220ページ 19*13cm
発行(年月)/2023年1月

販売価格 ¥ 2,200(本体 ¥2,000)

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人々は海でも山でもすぐに歌いだしていました

2003年刊行の島尾ミホ(1919-2007)と石牟礼道子(1927-2018)の対談を新たな装いで。この二人の対話集は、現時点では本書のみ。話すことばと書くことばの違和感についてなど貴重な視点が多く収録されている。「ヤポネシア」という語の創出者・島尾敏雄の作品群を挟んで海辺育ちの二人が時空を超えて語りあう様子は、対談が行われた鹿児島県の吹上温泉・みどり荘という場所もあいまって、どの頁からも海と空のあいだから湧き上がる深く静かなことばが語りかけてくる。


<目次より>
ハレの日の賑わい
声が伝える思いの深さ 
『死の棘』の内側 
海の声
ふるさとに住む、ふるさとを書く
男・女・夫婦
血肉としての信仰 
書き残していること
解説

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