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「大地の再生」実践マニュアル

9784540212390

「大地の再生」実践マニュアル

著者/矢野智徳、大内正伸(著)、大地の再生技術研究所(編)
出版社/農山漁村文化協会
サイズ/144ページ 25.5*21cm
発行(年月)/2023年1月

販売価格 ¥ 2,860(本体 ¥2,600)

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小さな行動からでもできる

「空気が動かないと水は動かない」―独自の自然観察をもとに提唱する新たな「土・木」施工、環境再生の技術「大地の再生」。杜の造園技師・矢野智徳が長年にわたり培ってきたその思想と技を、実践派イラストレーター・大内正伸のふんだんなイラストと写真で解説。…小さな庭先や身近な農地、里地・里山から始める「大地の再生」。環境再生を‘アウトドア’する本。


<目次より>
プロローグ――屋久島/大地の再生講座にて

1章 「大地の再生」とは? 総則――空気視点を取り戻す
1 疲弊する大地のサイン
2 現代土木・エネルギー革命という負の側面
3 その再生・解決法、希望はある、回復は早い!植物を味方に、7つの再生手法
①風の草刈り――基本は高刈り、地ぎわ切りは一部だけ
②風の剪定――自然樹形に戻す、風通しのために切る
③小さな水切りが与える変化――表層5㎝の水脈と空気流
④水脈溝と点穴――荒療治にはコルゲート管を
⑤抵抗柵と植栽土木――荒れた里山は有機資材の宝庫
⑥沢や水路の再創造――流路をつくり泥アクを流す
⑦仕上げはグランドカバー――炭の効用と枝葉のフィルター
4 全体の俯瞰――ミクロの「脈」とマクロの「流域」
5 小さな庭先から、新たな「土・木」施工へ

2章 技術各論――計画(見立て)から各施工法まで
2-1 準備編、デスクワーク・現地踏査
2-2 資材調達
2-3 地上部の作業――風の草刈り
1)風の流れをつくるために、草を刈る
2)草を味方にする高刈り・撫で刈り
3)道具
4)風の抜け道をつくり、ブロック・カマボコ状に
5)刈り払い機の使い方
6)ツル植物、ススキ
7)その他のアドバイス
2-4 地上部の作業――風の剪定
1)「風の剪定」の道具と使い方
2)低灌木の風の剪定
3)落とした枝葉の処理
4)その他、剪定のアドバイス
5)樹木の伐採法
6)伐採枝、物の置き方
2-5 地面・地中の作業――水切り
1)表層の水切り(移植ゴテを使って)
2)大きな水切り(クワを使って)
2-6 地面・地中の作業――通気浸透水脈と点穴
1)通気浸透水脈、配置の考え方
2)溝の掘り方(重機の場合)
3)溝の掘り方(手作業の場合)
4)有機資材の入れ方
5)コルゲート管を入れる場合
6)埋め戻し、整地
7)点穴
8)水脈のメンテナンス
9)さまざまな施工のバリエーション
2-7 地面・地中の作業――抵抗柵、道の補修
1)抵抗柵(杭の打ち方)
2)角材と金具による抵抗柵
3)農道の補修と水切り
2-8 グランドカバーと有機アスファルト
2-9 里山・農地の再生
2-10 沢、水路、溜め池の再生
2-11 ほうきとブロワーの仕上げ、物の置き方

3章 各地の事例から――田畑・農道・崩壊斜面・庭
1 山梨/上野原実験農場
2 京都府南山城村/リンダ邸
3 Gomyo倶楽部/大内邸

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