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9784834081886
稲と日本人
作/甲斐信枝 出版社/福音館書店 サイズ/64ページ 25×26cm 発行(年月)/2015年9月
販売価格 ¥ 2,200(本体 ¥2,000)
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お米に対する日本人のこころ
二千年以上に渡り、稲を育て、共に生きてきた日本人。自然とむきあい、時に格闘しながら、生きる糧を得てきた日本人のありかたを、生命力あふれる絵とわかりやすい文章で伝える壮大な科学絵本。 朝鮮半島から伝わった水田での稲作りは、移動から定住へ、日本人の暮らしを大きくシフトさせたこと。冷害、干ばつ、地震、火山噴火。日本の南北に長い国土は、昔から大きな自然災害と飢饉にみまわれてきたこと。それゆえ、人は寒さや雨に強い稲の品種や、水不足にそなえるため池など、あらゆる知恵と工夫をこらしてきたこと。稲と日本人の歴史をたどれば、目の前のお米一粒ひとつぶが、なんと尊く見えることか。 田植え機、稲刈り機、農薬や化学肥料の発明で、大きく変わった稲作の風景。効率化の中で消えていった四千種類の稲の「在来種」、未来の農業が抱える問題・・・。お米のこれまでとこれからが、長く読み継いでいきたい一冊の絵本になった。(10歳~大人まで) - - - - - - - - 甲斐信枝さん 関連本 『雑草の暮らし』 『つくし』 『つくし』
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