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アンダイング 病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学

9784907497194

アンダイング 病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学

著者/アン・ボイヤー
訳者/西山敦子
出版社/里山社
サイズ/288ページ 19*13cm
発行(年月)/2023年7月

販売価格 ¥ 3,080(本体 ¥2,800)

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それは私についての、誰にも知って欲しくないことだ

「病気は決して中立的なものではない。治療はイデオロギーと無縁ではありえない。死が政治性を免れることもない」

シングルマザーであり、大学で教えながら詩人として活動する著者は、41歳のときトリプルネガティブ乳がんと診断された。著者は自らが経験したことを書きながら、スーザン・ソンタグ、オードリ・ロード、キャシー・アッカーなど、乳がんで命を落とした女性作家らが乳がんをいかに「書いたか/書けなかったのか」という歩みを辿り、米国の資本主義医療の欺瞞を突く。2020年ピュリッツァー賞受賞作。

「死んだ女性たちからなる反乱軍をこの世に生き返らせたかった。」

ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』で高い評価を得た訳者、西山敦子による待望の著者初邦訳。


<目次より>
プロローグ
お告げと診断
パビリオンの誕生
病床にて
預言はどうなった?
欺瞞
ジュリエッタ・マシーナの涙の神殿にて
消耗した生
デスウォッチ
エピローグ そして 私を救ったもの
謝辞
訳者あとがき

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