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書籍

循環経済入門

9784004319870

循環経済入門

著者/笹尾俊明
出版社/岩波書店
サイズ/228ページ 17*10.5cm
発行(年月)/2023年9月

販売価格 ¥ 1,012(本体 ¥920)

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ごみ問題が社会問題化してから半世紀以上が過ぎた。これまでの廃棄物処理政策の延長線上での「循環型社会」にとどまらない「サーキュラーエコノミー(循環経済)」への転換が世界では進む。持続可能な生産・消費そして廃棄物処理・資源循環のあり方を経済学から考えて、新しい経済の形、成長戦略を展望する。


<目次より>
はじめに

第1章 「循環型社会」から「循環経済」へ
 1 廃棄物とは何か
 2 循環型社会の形成
 3 循環型社会の実像
 4 欧州で進む循環経済
 5 「循環型社会」から「循環経済」へ

第2章 廃棄物処理・資源循環はタダではない――便益と費用の視点
 1 廃棄物の収集も処理もタダではない
 2 廃棄物収集処理の便益と費用
 3 不法投棄の社会的費用
 4 不法投棄の原因と防止策
 5 なぜ資源を循環させるのか
 6 理想的な資源循環

第3章 廃棄物処理・資源循環は他人事ではない――効率性と公平性
 1 廃棄物処理費用は削減できるか
 2 廃棄物処理の効率性と公平性
 3 究極のNIMBY問題:放射性廃棄物の管理
 4 循環経済における国際資源循環

第4章 経済的インセンティブが生み出す循環
 1 意識啓発の限界
 2 ごみ処理有料化
 3 産業廃棄物税
 4 デポジット制度

第5章 拡大生産者責任という考え方――動脈産業と静脈産業の連携
 1 拡大生産者責任とは何か
 2 日本の容器包装リサイクルにおける拡大生産者責任
 3 欧州の容器包装リサイクルにおける拡大生産者責任
 4 日欧の家電リサイクルにおける拡大生産者責任

第6章 食品廃棄物・食品ロス問題――循環経済の重点分野①
 1 食品廃棄物のリサイクル
 2 食品ロスの削減
 3 食品ロス削減に向けた取り組みと課題

第7章 プラスチック問題――循環経済の重点分野②
 1 プラスチックの何が問題か
 2 プラスチック削減・資源循環に向けた取り組み
 3 持続可能なプラスチック利用

第8章 持続可能な循環経済に向けて
 1 循環経済に向けた多様なアプローチ
 2 モノのサービス化
 3 製品の長寿命化
 4 「連携」で実現する循環経済

 あとがき
 引用文献・参考文献

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