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書籍

ブルーノの問題

9784863855960

ブルーノの問題

著者/アレクサンダル・ヘモン
訳者/柴田元幸、秋草俊一郎
出版社/書肆侃侃房
サイズ/288ページ 19.5*13.5cm
発行(年月)/2023年11月

販売価格 ¥ 2,970(本体 ¥2,700)

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ちょっとでも動いちゃいかん、まばたきもするんじゃないぞ

故郷消失者は、言語の中でのみ生きることができる。たとえどこにいようが、故郷には決していないのだから-。現代アメリカ文学を代表する作家アレクサンダル・ヘモンの最初期短篇集。「島」「コイン」など全8篇を収録。

A・ヘモンによる『島』は、彼が英話で書いたもっとも初期の作品のひとつである。ヘモ ン氏はボスニア人であり、一九九二年にアメリカを旅行中、ボスニアでの戦争により帰国不可能となってアメリカに移住した。『島』 を書いたのは一九九五年の春、もはや母語で小説を書くこともできず英語でもまだ書けなかった三年間を耐えた末のことだった。スチュアート・ダイベック(『プラウシェラーズ』 1998年春号)


<目次より>

アルフォンス・カウダースの生涯と作品
ゾルゲ諜報団
アコーディオン
心地よい言葉のやりとり
コイン
ブラインド・ヨゼフ・プロネク&死せる魂たち
人生の模倣
訳者あとがき

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