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書籍

まちで生きる、まちが変わる

9784909179104

まちで生きる、まちが変わる

著者/柴田大輔
出版社/夕書房
サイズ/272ページ 19*13cm
発行(年月)/2024年2月

販売価格 ¥ 2,200(本体 ¥2,000)

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自分の生活を実現するために、人の手を借りてもいい

「助けられる存在」から「まちづくりの主人公」へ。重度障害者が拓く、インクルーシブ社会への道。70年代に国家プロジェクトとして建設された「筑波研究学園都市」(茨城県つくば市)の片隅で、重度身体障害者たちによるインクルーシブな社会への挑戦が20年以上にもわたって行われてきたことは、あまり知られていない。

本書は、いつ、どこで、誰と、何をするのかを自分で決める暮らしを、障害の重さにかかわらず実現するための当事者団体「つくば自立生活センター ほにゃら」をめぐる物語だ。

「ほにゃら」に魅せられ、介助者としてもかかわるフォトジャーナリストが、当事者と支援者を丹念に取材。かれらの物語の中に、障害者の現実と闘いの軌跡、そして誰もが住みよいまちづくりのヒントを見出していく。

障害者たちが「まちで生きる」ことによって、まちは確実に「変わっていく」。インクルーシブ社会に関心がある人、生きづらさを抱えた人必読、「行動すれば、社会は変わる」と思える1冊。


<目次より>
はじめに

1 旅のはじまり
2 自分たちの手でまちを作る 斉藤新吾さん
3 ほにゃら前史 宮本早苗さんの闘いとつくばの障害者運動
[介助者のつぶやき]介助に発生する磁場 尾和忠直さん
4 受け取った「自立生活」のバトン 栗山朋美さん
[親のつぶやき]娘が自立生活をするなんて 栗山ツヤ子さん
5 自立生活を支えるということ 森下直美さん
6 信じる人と生きていく 川島映利奈さん・細島秀哲さん
[介助者のつぶやき]介助を通じて地域の一員に 前川湧さん
7 ほにゃらで人生が変わった 生井祐介さん
8 まちの形を変える制度を作る
[介助者のつぶやき]みんなで楽しく社会を作る 成田恵理さん
9 誰もが自分らしく生きられる社会へ 川端舞さん
10 パラグアイで見た青空

あとがき
年表・ほにゃらと日本の障害者運動

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