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書籍

センス・オブ・ワンダー

9784480860965

センス・オブ・ワンダー

著者/レイチェル・カーソン、森田真生
絵/西村ツチカ
出版社/筑摩書房
サイズ/184ページ 19.5*13cm
発行(年月)/2024年3月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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根底から壊れていくこの世界で、それでも生き延びていくために

「ここにきてよかったね」 この星はすべての生命を祝福している。世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳、さらにその未完の作品を今京都から書き継ぐ。

先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。

本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成する。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う。


「地球の美しさをよく観察し、深く思いをめぐらせていくとき、いつまでも尽きることがない力が、湧き出してきます。鳥の渡りや潮の満ち引き、春を待つ蕾の姿には、それ自体の美しさだけでなく、象徴的(シンボリック)な美しさがあります。」
(レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」より)


「これから生まれてくるすべての子どもたちが、「きてよかったね」と心から思える、そういう世界を作り出していくこと。僕たちが何度でも新たに、それぞれの「センス・オブ・ワンダー」を生き、書き継いでいこうとしているのもまた、このためなのである。」
(森田真生「結 僕たちの「センス・オブ・ワンダー」へ」より)

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