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9784422360171
ハマれないまま、生きてます
著者/栗田隆子 出版社/創元社 サイズ/176ページ 17*13cm 発行(年月)/2024年5月
販売価格 ¥ 1,760(本体 ¥1,600)
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えらそうな大人になりたくないし
「『大人になる』ってどういうこと?」「私、何歳になっても『大人になった』気がしない」──いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの内なる「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生きることへのあがきを正直に、時に飄々と描く。そして幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を獲得してきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超えて、「ひと」のありようを問う1冊。(装画:ミロコマチコ) シリーズ「あいだで考える」 不確かな時代を共に生きていくために必要な「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 <目次より> はじめに 1章 6月は絶望の月 大人になることへの絶望、大人であることへの絶望 HAPPY BIRTHDAY SIXTEEN 2章 「子ども」にハマれない 子どもらしくない子ども フィクションの中の子ども ダンゴムシへの共感 間奏曲 「子どもを書く」ということ 3章 「子ども」の私のセクシュアリティと自己否定 性の欲望と恥を秘めた幼稚園時代 『My Birthday』と不安 否定が内側に入りこむ 暴力と私 4章 ……まま、生きてます。 持って生まれたフェミニズム 正直であること・疑問を持つこと 私にとっての信仰 ダンゴムシ時々エビになる おわりに こどもとおとなのあいだをもっと考えるための作品案内 - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『根っからの悪人っているの?』 『ホームレスでいること』 『能力で人を分けなくなる日』 『言葉なんていらない?』
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