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書籍

実録・苦海浄土

9784309031811

実録・苦海浄土

著者/米本浩二
出版社/河出書房新社
サイズ/228ページ 19.5*13.5cm
発行(年月)/2024年5月

販売価格 ¥ 2,750(本体 ¥2,500)

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ふたりの喧嘩はコミュニケーションなのだ

石牟礼道子と渡辺京二。その後の世界を変えるふたりの闘争は、伝説の雑誌「熊本風土記」から始まった。知られざる『苦海浄土』誕生の秘密に迫るノンフィクション。

共産党に幻滅した若き思想家・渡辺京二と、孤独に表現を模索する若き詩人・石牟礼道子。折しも水俣病が社会問題として再浮上した1965年、谷川雁を介したふたりの出会いは、渡辺が編集する地域文化誌「熊本風土記」創刊に結実。社会問題と文学/思想が重なる大きな渦へと転じていく―― 『苦海浄土』誕生である。文学者としての共鳴、作者と編集者の緊張感、活動家としての共闘などが峻烈に交差する先で、ふたつの魂はどこに向かおうとしていたのか? 知られざる証言や資料から『苦海浄土』誕生の裏側を躍動感豊かに描く。


<目次より>
はじめに
第1章 水俣の浜
第2章 不如意の渦
第3章 日本読書新聞
第4章 コオロギとイモムシ
第5章 風土記水俣事務局
第6章 資金難
第7章 森の家
第8章 休刊
第9章 菜の花の夢
第10章 ぼくの思う革命 
第11章 明日へ
おわりに
『熊本風土記』総目次

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