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書籍

フェミニズム

9784006004781

フェミニズム

著者/竹村和子
出版社/岩波書店
サイズ/234ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2024年6月

販売価格 ¥ 1,309(本体 ¥1,190)

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どこから来て、そしてどこまで来たのか

フェミニズムとは、女の解放を意図しながら、「女」と位置付けられている者以外にフェミニズムを開いていくこと──最良の入門書であるとともに、男/女のカテゴリーを徹底的に解析する本書は、性差の虚構性を暴き、この身体から未来を展望する可能性を示す。齋藤純一氏との『思想』対談を付して文庫化。(解説=岡野八代)


<目次より>
はじめに――いまフェミニズムを書くことについて

Ⅰ どこから来て、そしてどこまで来たのか
  前=啓蒙主義の時代
  錯綜性と矛盾の胚胎
  初期の女性運動――セネカ・フォールズ大会の場合
  第一波フェミニズムと「ドメスティック・イデオロギー」
  第二波フェミニズムとマルクス主義
  ジェンダー
  ラディカル性と連帯意識
  本質主義
  精神分析に対する両面的なアプローチ
  セクシュアリティ

Ⅱ どこへ行くのか

 第1章 身体
  1 身体的性差という虚構
  2 〈女のエクリチュール/身体〉のアポーリア
  3 形態論をめぐるフェミニズムの可能性

 第2章 慣習
  1 ジェンダー化され、ジェンダー化するハビトゥス
  2 ホモソーシャルな公的領域
  3 ポスト・ファミリーに向けて

 第3章 グローバル化
  1 境界によって分断される女
  2 他者性の呪縛
  3 グローバル化とフェミニズム

Ⅲ 基本文献案内

 あとがき

 対談 親密圏と公共圏の〈あいだ〉――孤独と正義をめぐって……………齋藤純一・竹村和子
 解説 未来からもたらされた、フェミニズム……………岡野八代

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