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9784480684875
ことばが変われば社会が変わる
著者/中村桃子 出版社/筑摩書房 サイズ/224ページ 17.5*10.5cm 発行(年月)/2024年7月
販売価格 ¥ 968(本体 ¥880)
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他人のパートナーは丁寧に呼ぶ
ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ? ことばと社会のこんがらがった相互関係をのぞきこみ、私たちがもつ「言語観」を明らかにし、変化をうながす。 ことばは社会の見方や価値観をゆるがす一方で、社会もまたことばの使われ方に影響を与えている。新しいことばのインパクトとそれに対する抵抗や躊躇、こんがらがった関係を事例とともにのぞきこみながら、私たちがもつ隠れた意識を明らかにし、変化をうながす。 【内容のほんの一例】 ・ことばが社会を変化させるメカニズム ・ことばが変わることにはどの社会でも強い抵抗がある ・「伝統」や「習慣」をカラッと転換させるカタカナ語 ・「男になる、男にする」と「女になる、女にする」 ・なんでも略す日本人と「意味の漂白」 ・「ご主人・奥さま」?「夫さん・妻さん」? ――ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ? ・「正しい日本語を話したい」と考えてしまう私たち ・既存の価値観がすべてではない <目次より> 第一章 「セクハラ」は社会の何を変えた? …新しいことばは新しい考え方を提案する 第二章 戦略としての「あえて」と「ラベル」 …意味をひっくり返したり曖昧にしたり 第三章 流行語「女子」がもたらしたもの …ことばの普及は思わぬもの同士を繋げていく 第四章 “girl power” はなぜズレていったのか …新しいことばに抗うかのような社会の視線 第五章 誰が意味をはがされるのか …名前を呼ぶ人と呼ばれる人のあいだの権力関係 第六章 「ルール」を優先してしまう私たち …「大谷翔平の妻」を日本のメディアは何と呼んだ? 第七章 「パートナーの呼び名問題」解決編 …「正しい日本語」を話したい気持ちをのりこえる
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